20代であれば、比較的簡単に未経験の職種に転職することが可能です。
しかし、40代になると求人数や採用される確率も厳しいものになってきます。
もちろんIT業界も例外ではありません。
40代で未経験となると、さらに転職は難しくなってきます。
そうした状況で、どうすれば未経験からプログラマーへ転職成功する可能性が高くなるのか考えてみたいと思います。
年代別プログラマー転職・就職術(全7記事)
プログラマーに未経験からなれる年齢は何歳まで?
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├─30歳でも可能!30代未経験からのプログラマー転職方法
└─40代未経験からプログラマー転職は難しいが方法はある
40代からプログラマーになるのは無謀か
「年齢を重ねると、プログラマーになることが難しい」
そういわれる理由として、プログラマーの平均年齢の低さがあります。
厚生労働省がまとめる「賃金構造基本統計調査」を元にした資料によれば、プログラマーの平均年齢は31.6歳という結果でした。
平均年齢の低さに驚かれた方も多いのではないでしょうか。
なぜプログラマーの平均年齢は低いのか?
プログラマーは他の職業と比較し、勤務時間が長くなる傾向にあります。
そのため、体力的に無理がきく20代の比率が多いというのが、一般的な見方です。
しかし、実際にはプログラマーを10年以上続けていると、システムエンジニアに転向したり、管理職に昇進するなどして、自然とプログラマーを卒業していく人が多くなります。
その結果、平均年齢が低くなっているのです。
つまり、年を重ねたことが理由でプログラマーをギブアップしているわけではないということです。
60歳過ぎても現役プログラマー
60歳を過ぎても現役のプログラマーとして活躍しているエンジニアが、私の身近にいます。
そのエンジニアは、プログラマーの仕事が好きで、60歳で定年を迎えた後も再雇用の制度を利用してプログラマーを続けており、顧客からの信頼も得ています。
実は、プログラマーの仕事をする上で、年齢はそれほど大きな問題ではないのかもしれません。
40代でプログラマーに転職するには?
プログラマーの仕事は一般的なイメージほど年齢に左右されるものではありませんが、正社員として働けるかとなると話は別です。
冒頭で述べたように、40代からの転職はやはり厳しいです。
ではその中で、少しでも転職できる可能性を高めるにはどうすれば良いか考えてみたいと思います。
プログラミングスクールを活用しよう
未経験からプログラマーへの転職を考えるのであれば、効率良く短期間でプログラミングの技術を身につけられるプログラミングスクールを活用しましょう。
しかしながら何処のIT系スクールも若手優先な傾向は否めません。
40歳過ぎて若者と同じ建物へ入館するのも何となく気が引けてしまいますよね。
そこでオススメなのがどこでも受講できて安価なオンラインスクールの存在です。
はじめてのプログラミングコース(テックアカデミー)
非エンジニア向けのプログラミングの基礎から学習できるコースです。現役エンジニアによるパーソナルメンター制度と、チャットサポートで、疑問点をすぐに解決できます。
※ 10代~40代の男女が中心で受講しています。
IT技術が急速に発達した現在、ITエンジニアでなくとも社内でIT技術に触れる機会は多いかと思います。
これまで会社等で習得してきた自分の知識が、エンジニアとして通用するまでの距離間って意外とわかりずらいですよね?
- エンジニアに転職するために、後どれだけ知識が必要なのか検討が付かない
- 自分の知識が、エンジニアとして通用するのかわからない
- 自分がエンジニアに転身するイメージが全くわかない
卒業後にクラウドソーシング等でWeb制作の仕事を受けてみるのも良いですね。
下記のクラウドソーシングサイトからWebサイト作成の仕事が10万円前後で見つかります。
ネット上には「 クラウドワークス 」「 ランサーズ 」「 ココナラ 」等、勇気を出して一歩踏み出せば、ものの2ヶ月~3ヶ月でスクール費用を回収できます。プログラミングを学ぶためのパソコンの選び方や、プログラミングを勉強するためのWebサイトの選び方については、下記のリンクページを参照ください。
派遣で実績を積もう
40代の場合、プログラミングの技術を身につけただけでは正社員として採用されるのは難しいでしょう。
実務経験と実績作りのため、まずは派遣プログラマーとして働いてみるのもひとつの手です。
現在、日本のIT業界全体でプログラマーが17万人不足しているといわれているため、登録型の派遣プログラマーであれば働くことは難しくありません。
派遣先で実務経験を積めば転職に有利になりますし、そこでの評価が高ければ派遣先でそのまま正社員として採用ということもありえます。
後は行動あるのみです!
転職サイト・転職エージェントに一度登録してしまえば、あとはメールを確認しつつ、興味ある案件に応募するだけです。
どのサイトも登録は無料で5分程度で終わりますので、是非この機会に行動してみましょう。
実際、私は7社ほど登録しています。
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前職の経験を生かそう
企業が40代の中途社員に求めるものは、マネジメント力です。
若手プログラマーを多く抱える企業であれば、プログラマーをまとめる力を持った人材を欲しがるはずです。
前職でマネジメントの経験があり、尚且つプログラミングの技術を学べば、転職活動の大きな武器になるでしょう。
フリーランスプログラマーという働き方
転職活動をしてみて、やはり年齢が足かせになり正社員で働くことが難いと感じたら、フリーランスとして働くことを検討してみても良いかもしれません。
フリーランスとは、企業に所属せず個人で活動するプログラマーのことです。
プログラマーは、フリーランスで働きやすい職種です。
始めのうちはクラウドソージング系のサービスで仕事を探し、仕事になれてきたらIT企業に自身で営業にいきます。
フリーランスは、プログラミングの技術とコミュニケーション能力があれば年齢に関係なく活動できる働き方です。
最新技術で勝負
いま、IT業界で「IoT」「機械学習」「AI(人工知能)」の分野に注目が集まっていることをニュースで見かけることが多いのではないでしょうか。
この分野の技術を持つエンジニアは非常に少ないため、習得すれば転職に非常に有利になります。
AIエンジニアに興味のある方は、下記のリンクページを参照してください。
競争相手の少ない分野であれば勝機はある
「IoT」「機械学習」「AI(人工知能)」はいずれも急成長している分野で、多くの企業が技術習得にはげんでいます。
私の知人の企業も、”機械学習の分野に詳しいエンジニアが定年退職を迎える”という情報を得てスカウトにいったほどです。
他にも、競争相手が少ないという点で言えば、工場の機械制御で多く使われる「ラダープログラミング」は、扱えるプログラマーが少ないといわれています。
ラダープログラミングの技術を身につけておけば、機械制御を得意とする企業が積極的に採用に乗り出す可能性が高いでしょう。
まとめ
40代でプログラマーに転職するのは簡単ではありません。
そのため、積極的にプログラマーへの転職をすすめることはできません。
どうしてもプログラマーへ転職したいなら、もっとも可能性があるのは転職サポートつきのオンラインプログラミングスクールを活用する方法です。
オンラインといえど、マンツーマンで現役プログラマー講師がサポートしてくれるため、つまづいたまま・・・ということがありません。
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ぜひ活用して、生涯現役のプログラマースキルを手に入れてください。