インフラエンジニア

インフラエンジニアはきつい?未経験でも転職できる?

2020年3月29日

いつの時代においても、仕事選びにおいて「手に職が付けられる」「高収入」「将来的にも需要がある」といった条件を満たす職業は人気があります。

これら全ての条件を満たし、どの業界職業においてもIT化が進む昨今では、インフラエンジニアになろうと考えている人も少なくないでしょう。

  • 手に職が付けられる:ITの知識やスキルを身に付けられる
  • 高収入:会社員の平均年収を上回っており、実力次第で1000万円を超えることも可能
  • 将来性:IoTをはじめとし、今後もITインフラの整備は必ず必要

しかしながら、当然インフラエンジニアは専門性の高い知識や技術を要する仕事です。

そのため、「未経験からでは難しい」と諦めてしまう人も多いのです。

実はインフラエンジニアは、「開発エンジニア」や「WEBエンジニア」といった、他のITエンジニアよりも未経験から目指し易いというのをご存知でしょうか?

本記事では、未経験からインフラエンジニアを目指すための方法について分かり易く紹介をしていきます。未経験からインフラエンジニアを目指そうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

インフラエンジニアとは?

インフラエンジニアとは、サーバーエンジニアネットワークエンジニアなど、インフラ系エンジニアの総称です。特にインフラエンジニアという固有の職業があるという訳ではありません。

ITインフラは、大別すると、「H/W(ハードウェア)」と「S/W(ソフトウェア)」の2種類があります。

必要な技術は「ネットワークの知識」であったり「H/W(Server、NIC、Storage)の知識」「S/W(OS含む)の知識」「通信の知識」「セキュリティの知識」など、多岐にわたります。

インフラエンジニアの需要はインターネットの出現によって増え続けるWebサービス(ホームページ)とともに、それを支える基盤システムとして爆発的に普及しました。

どれもWebアプリケーションサービスを動かす上で欠かせません。つまり、インフラエンジニアはIT業界で縁の下の力持ちとして大きな役目を担っているのです。

インフラエンジニアはキツイ?

突然ですが、ウソを言っても仕方ないので正直にお答えします。インフラエンジニアの仕事は、お世辞にも「楽」とは言えません。正直に言えば「とてもキツイ仕事」です。3K「きつい」「厳しい」「帰れない」の代表的な職種と言っても過言ではありません。

特にハードウェア障害が発生した場合など、それが夜中であろうと旅行中であろうとお構いなしで対応しなければなりません。夜勤などは「運用担当者」が行ってくれることが多いのですが、そこで発生した「重度な障害」などはインフラエンジニアでなくては対応できない障害ばかりです。

機器の設定変更などで設定ファイルに触れる場合、設定を誤ってしまうとシステムが丸ごと動かなくなってしまうといった悲劇も起こりえます。

何を隠そうこの私もその経験者です。某企業6万人の業務を停止させてしまったことがあります。さすがにエンジニア業界をやめようと思いました。その後復旧作業に400時間/月を超える作業が2か月連続で続き、さすがに行政指導が入る直前に強制的に家に帰されました。被害額は数億に上ったとか・・・

この重圧に耐えきれず消えていくエンジニアは非常に多いです。精神を病んでしまう人もざらにいます。これは経験した者にしかわかりませんし、経験してほしいとは思いません。

インフラエンジニアの抱える問題の一つに「独学で学べる環境がない!」と言う事が挙げられます。さすがに個人で高価な機材を持ち合わせている人はいないでしょう。持っているような金持ちなら、そもそもこんなつらい仕事しなくてもいいですしね・・

つまり、インフラエンジニアの作業は個人ではリハーサルが出来ないため、すべてが「ぶつけ本番」と言う事になります。そしてインフラエンジニアの失敗は、「必ず巻き込む相手がいる!」と言う事なのです。

昨今は、仮想化技術の進歩のおかげで、一部機能のリハーサルなら可能になってきました。しかし、すべてではありません。「インフラエンジニア」を目指す以上、どうしてもキャリアが求められてしまうのです。誤解を恐れずに言うのなら、インフラエンジニアの「キャリア」とは「失敗の数」と捉えてもらってかまいません。人手が足りない理由もうなずけます。

インフラエンジニア日常

日中はシステム構築作業に追われて昼食をとることもままなりません。やっと一区切りついたころには、すでに23:00PMを回っていた・・なんていつもの事です。周りを見渡すとみんなそんな感じで作業を行っています。

朝から晩までモニターにしがみ付きっぱなしで会話はありません。床にボール紙を敷いて寝床にする者、終電を逃してタクシー券をねだる者、お風呂に入れずベタベタになった髪の毛を気にして半狂乱になりかけてる若い女性エンジニア 、「終電にまだ間に合うかも!」慌てて会社を飛び出していく者‥、問題を抱えてトイレから出てこない者(影が薄いから翌日まで気が付かないとかざらです)・・等

家に着いたのは深夜の1:00AM、昨夜の食べ残しのカップラーメンが伸び切って得体のしれないものがカップに収まっている状態。「疲れた・・もうどうでもいいや」と寝床に入って30秒で爆睡状態。そこへ、突然スマートフォンに運用担当者から連絡が入ります。

スマホ越しに障害内容を確認しますが、運用担当者に原因が分かるはずもなく、結局は「今からそちらへ向かいます!

電車など、とっくに終わってしまっている為、タクシーで会社へ向かうことになるのは日常茶飯事です。

自分で設定したならまだよいのですが、キャリアの浅いエンジニアが設定をしくじると、もう検討のつけようがありません。現象から仮説を立てて、一つ一つ実証していくほかありません。

そんな仕事ばかりのインフラエンジニアですが、キャリアアップを目指すなら避けては通れません。

インフラエンジニアに年齢限界説はない!

ずばり、インフラエンジニアに年齢的な制限はありません。

インフラエンジニアの仕事はそれまでに本人が培ってきたバックグラウンドが強く影響する職種あり、キャリアが長ければ、長いほど蓄積された経験がモノを言います。

インフラエンジニアの業務内容は、直接ソースコードを作成し正常な動作とデバッグを繰り返すトライ&エラー型のプログラマーとは異なり、6割~7割はそれまでに蓄積した経験から答えを導き出す職種です。

組織単位でみた場合、インフラエンジニアのキャリアは属人的に蓄積されるため、次の担当へ技術・経験の継承が出来ないと言った問題があります。

キャリアの長さに出るその生産性は、数か月~数年単位の差となって現れます。経験の有無で問題解決までにかかるコストは、金額にして数百万円以上の差が出てきてしまうのです。

昨今は、人手不足の影響もあって、辞めたくても辞めさせてもらえないのが現状です。

21世紀入ると、世界中がインターネット時代へ突入し、時間と空間の垣根を飛ばしてビジネスが展開される時代となりました。これは全世界的に統一されたインフラに関する厳格な国際規格によって成り立っています。

新しい言語が次々と生まれるプログラムとは異なり、世界的にこのインフラ基盤に設備投資が行われてきた昨今、それこそ第3次世界大戦並みの戦争が勃発してすべてが焦土化されない限り、いまさら新しい技術への乗り換えが利かないのです。

恐らく革新的な技術、それこそ「テレポート並みの革新」が無いうちは、現在のインフラ技術は枯れることが無いでしょう。IPアドレスの枯渇問題であれだけ大騒ぎになったのは、記憶に新しいですよね。

今後10年間の間は、インフラエンジニアの人手不足は約束されているようなものです。引き止めることはあっても年齢を理由に解雇する理由がありません。

インフラエンジニアの仕事内容

まずはインフラエンジニアの主な仕事内容について確認をしていきましょう。

インフラエンジニアは「サーバエンジニア」と「ネットワークエンジニア」の2種類に分けることができますが、主な仕事内容は次の通りです。

  • 構築:サーバやネットワークを構築作業
  • 保守:展開されているインフラサービスの保守作業
  • 監視:稼働しているサービスの監視業務
  • 運用:稼働しているサービスの運用業務

道路や鉄道、上下水道に電気ガスといった「社会インフラ」という言葉が日常的に使われているように、「インフラ」とは「土台」や「基盤」を指します

SNSなどのアプリケーションやソフトウェアを作るのは開発エンジニア、ホームページや通販サイトを作るのはWEBエンジニアです。
インフラエンジニアはこれらの「土台」を作っているのです。

例えば、サーバへのアクセスやネットワークが繋がらなかったらどうでしょうか?
SNSでの投稿もできなければ、WEBサイトのページ遷移も行うことができません。
スマートフォンで電波が入らず、インターネットに接続できず困ったことがある人も多いことでしょう。

様々なモノとインターネットが接続するIoT関連の商品が続々登場していますが、それらも全てサーバやネットワークがあるからなのです。

こうした背景からもインフラエンジニアがいかに重要な仕事であり、需要が高いのかが分かりますよね。

未経験でも転職出来る?

  • 実務経験はないが学校で習っていた
  • 実務経験はないが独学で構築をしたことがある
  • 全くの異業種からで、これまでIT関連の勉強をしたこともない

このように、未経験と言えども人によって状況は様々でしょう。学校で習ったことがある人はある程度の知識を有し、独学で構築したことがある人は多少の技術があります。IT関連の勉強をしたことがなければ、知識も技術もゼロの状態です。

また、これら知識や技術だけではなく、目指す際の「年齢」によっても状況が異なります。

ここでは、全ての未経験者に通じる「インフラエンジニアになる方法」を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

インフラエンジニアは未経験からでも目指し易い

冒頭で、「インフラエンジニアは未経験者が目指し易い」とお伝えしましたが、その理由について解説をしていきます。

未経験者がインフラエンジニアを目指し易い理由は「決められたことを行う」仕事だからです。

開発エンジニアやWEBエンジニアは、いかにユーザビリティが高く最適なデザインで制作するのかを求められます。そのため、応用力やセンス、これまでの経験値が必要なのです。

インフラエンジニアにおいても、最適な形で構築を行い、通信速度の向上やセキュリティが高いサーバやネットワークの構築を求められます。

しかし、前述したようにインフラエンジニアは構築業務以外にも、保守・監視・運用といった業務があります。
これらは、マニュアルや手順書に従えば専門的な知識や技術がなくても、業務を遂行できることもあり、未経験でもITエンジニアとしての実務経験を積むことができるのです。

このような理由から、インフラエンジニアは他のITエンジニアよりも目指し易いと言われています。

まずはネットワークエンジニアを目指せ

もしも漠然とインフラエンジニアになりたいと思っているならば、まずは「ネットワークエンジニア」を目指すべきです。ネットワークエンジニアは、扱う範囲がネットワーク技術に限定されるため、他と比べて比較的未経験からの転職には向いているからです。

具体的には、「ネットワークエンジニア」にしても、「サーバーエンジニア」にしても、実際は両方の知識が同時に必要になってきます。サーバエンジニアはその中でもサーバー寄りの知識が若干得意と言うだけで、ネットワークエンジニアもしかり。特に専門的な知識以外で必要な知識にそう違いはありません。

例えば、サーバーエンジニアが設定するマシンのNICに「冗長化設定」の要件が盛り込まれていた場合、当然サーバーエンジニアは「チーミング」のようなネットワーク色の強い知識を求められます。

その他にも必要な知識はOSコマンド、ネットワークコマンド、データベースDML等、中でも「Shell」は必須です!
インフラエンジニアを目指すなら、まずは「Shell」覚えましょう。

まずは「ネットワークエンジニア」を足掛かりとして、インフラエンジニアを目指しましょう。

資格の取得

インフラエンジニアに限らず、ITエンジニアは「実務経験」が何より重視されます。
しかし、未経験者は当然ながら実務経験があるわけもなく、提示することができません。

そこで役に立つのが「資格の取得」なのです。

  • 国家試験:ITパスポート
  • 国家試験:基本情報処理技術者
  • 国家試験:応用情報処理技術者
  • 国家試験:ネットワークスペシャリスト
  • 国家試験:データベーススペシャリスト
  • ベンダー試験:Linux技術者認定 LinuC レベル1
  • ベンダー試験:Linux技術者認定 LinuC レベル2
  • ベンダー試験:Linux技術者認定 LinuC レベル3
  • ベンダー試験:シスコ技術者認定 CCNA
  • ベンダー試験:シスコ技術者認定 CCNP
  • ベンダー試験:シスコ技術者認定 CCIE

中でも、特に重要と思われる3つの資格について簡単に紹介をしていきます。

IT知識がない人にオススメ「ITパスポート」

ITの勉強をしたことがない人にオススメなのが「ITパスポート」です。
ITの基本中の基本の知識が学べるので、今後IT系の勉強をしていくのにも役立つ資格です。
後述する基本情報技術者試験と試験範囲が重複している部分もあるので、「いきなり基本情報技術者試験を受けるのはちょっと…」という人は、まずITパスポートから受けてみましょう。

ITエンジニアの登竜門「基本情報技術者試験」

基本情報技術者試験は、IT関連の基本的な知識を網羅している資格であり、開発・インフラ問わず様々な企業で取得を推奨されています。
そのため、採用選考時に取得していれば評価は上がり、有利に進めることができるようになるのです。

基本情報技術者試験は、前述したITパスワードよりも難易度は上がりますが、その汎用性は高く、IT業界に携わる人にとって必ず役立つ資格です。
ITの基本を押さえていることで、スムーズに働き始めることができるのでぜひ取得を目指しましょう。

インフラエンジニアの基本が学べる「CCNA」

インフラエンジニアとして働いていると「IPアドレス振り分けておいて」や「プロキシが原因でネット繋がらない」といった、主業務以外の仕事をすることもあります。インフラエンジニアとして働いている場合、これらは「雑用」のようなもので、片手間にできるような作業です。

しかしながら、ネットワークやサーバに対して知識が浅い人の場合はどうでしょうか?
一体全体何をどうして良いのか分からず右往左往してしまいそうですよね。
そういった、インフラエンジニアなら基本であるとされる知識を身に付けることができるのが、シスコが提供しているCCNAというベンダー資格です。

ネットワークやサーバについての基本的な知識を身に付けることができるので、こちらも合わせて取得するようにしましょう。基本情報技術者試験と違い、全国のテストセンターで日・祝以外受けられるのもオススメするポイントです。

スクールに通う

インフラエンジニアの知識や技術が学べるスクールに通うことも方法の一つです。
スクールの良いところは、座学だけではなく、実際に手を動かしてサーバやネットワークを構築することができるという点です。
知識を持っているのと、実際に手を動かしたことがあるとでは雲泥の差があります。

これらはスポーツをイメージしてみると非常に分かり易いです。
例えば、Aさんはサッカー観戦が好きでよく見ている。一方のBさんは、サッカーが好きで自身でプレーをしている。両者ともサッカーに対する知識はありますが、どちらが実践的かと言えば当然Bさんでしょう。

このように構築経験を積むことができるのは大きなアドバンテージですので、時間とお金に余裕がある人は通ってみてはいかがでしょうか?
また、スクールによっては就職先を紹介してくれるところもあるので、スムーズな就職・転職ができるということもメリットがありますよ。

「スクールに通う余裕はない」という人は、自宅環境で実際に構築してみることを検討してみましょう。
初めての構築は分からないところだらけで、調べながらの作業になります。「やりたいことを実現するためにはどうしたら良いのか」と考えることで、知識や技術を身に付けていくことができます。

また、自分で考えることによって、「こうった場合にはトラブルが起きるかも」と予測することも可能になります。こうした力は、実際に働き始めてから非常に役立つのでぜひ習得しておきましょう。

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インフラエンジニアのトレンドを知る

企業に求められる人材になるためには、その時々の「トレンド」を知ることが重要です。
最先端の技術を身に付けるのではなく、各企業の求人情報を見て「求めるスキル」をチェックしていきましょう。いちいちホームページを見に行くのが面倒だという人は、転職支援サイトや派遣案件を紹介しているサイトを利用すると効率的です。

トレンドを押さえることで働き方や知見が広がることはもちろん、採用選考の際にアピールすることができるようになります。

例えば、求人情報を見ているとAWS関連の募集が多いことに気付いたとします。
完璧に習得する必要はありませんが(習得できるに越したことはありませんが)、基本的なことを押さえておくことで採用選考の際に話題を広げることができます。
仮に派遣系の企業であれば、豊富にあるAWS案件に就かせることがイメージでき、内定までグッと近付くことでしょう。
言い方は悪いですが「自身の使い道」を提示することで、会社に貢献できる可能性を示すことができるのです。

「トレンド」を押さえておくことはこうしたアピール以外にも役立つことが多いので、選考を受ける企業を探すついでに必ずチェックしておきましょう。

その他:身に付けておくと役立つもの

  • インフラエンジニアに対する正しい知識
  • コミュニケーション能力
  • VBAのようなオフィススキル

IT業界自体が未経験な人は、私服勤務や最先端というイメージから「IT業界=華やか」であると想像しがちです。

しかし、残念ながらインフラエンジニアは、開発エンジニアやWEBエンジニアのような華やかさはありません
入社する会社にもよりますが、インフラ系は官公庁や金融機関系の仕事も多く扱っているため私服勤務は少ないです。

また、開発やWEBでは、自身の行った作業が目に見える形になって現れますが、インフラエンジニアの仕事はサーバやネットワークに関わるものなので成果が目に見えず、地味だと感じる人も大勢います。
こうした実情を理解していないと、働き始めてからそのギャップにやられ、早々に退職することに繋がる可能性があるのです。

また、ITエンジニアは「黙々とPCで作業をする」というイメージを持たれている人もいますが、それは間違いです。作業はチームで行うことがほとんどなので、コミュニケーション能力が必要になります。
クライアントからの電話や打ち合わせなども発生するので、自信がない人は練習をしておきましょう。

VBAのようなオフィススキルは、一見インフラエンジニアと関係がなさそうに見えますが、習得しておくと非常に役立ちます。

例えば、構築業務でスクリプトを作成する際に、何千行ものコードを書かなければいけない局面で、一行ずつ書くのは非常に効率が悪いです。

また、データベースから取得したデータを加工する場面などもよくあります。
Excelを使っていない企業はないと言っても過言ではないので、習得しておくと重宝されるのです。
インフラエンジニアとしてのスキルは未熟でも、VBAはExcelが使える環境下であればいくらでも学ぶことができるので、余裕がある人は習得しておきましょう。

年齢によって求められるものが変わる

当然のことではありますが、同じ未経験者であってもその「年齢」によって、企業が求める要素は異なります。

10代、20代、30代と簡単に解説していきますので、自身の年齢に照らし合わせながら確認をしていきましょう。

10代の未経験者が企業に求められること

10代の未経験者がインフラエンジニアになる際に、企業から求められることには次のようなものがあります。

  • インフラエンジニアとして働いていく意欲
  • 学ぶ姿勢
  • 適性(伸びしろ)

20代、30代とは違い、10代には「社会人経験がない」場合がほとんどでしょう。
そのため、インフラエンジニアになる際も「適性(伸びしろ)」を重視されることが多いのです。

また、10代という若さから「とりあえずやってみたけど向いてなかったから辞める」といった、「アルバイト感覚」では働くことができません
企業も「一から育てる」ことを前提に採用活動をしているので、本気でインフラエンジニアとして働いていく意欲を示すことができなければ採用されないでしょう。

そんな10代の未経験者が、インフラエンジニアになるための方法の詳細については、以下の記事を参考にしてみてください。

20代の未経験者が企業に求められること

20代の未経験者がインフラエンジニアになる際に、企業から求められることには次のようなものがあります。

  • 社会人としての基本能力
  • インフラエンジニアとして働いていく意欲
  • 適性/伸びしろ

本来、中途採用の際に企業が転職者に求めるのは「即戦力」です。しかしながら、未経験者に対してそれを求めるのは少々酷というものでしょう。
そこで20代の未経験者に求められるのは「ビジネスマナー」や「コミュニケーション能力」といった、社会人としての基本能力を求められるのです。
これにより採用側も、社会人としての基本から教育する必要がなく、手間を減らすことができるのでコストの削減ができます。

ただし、これだけでは未経験者からインフラエンジニアになる条件には達しません。

「これまでの社会人経験をインフラエンジニアに活かすことができる」「IT業界は未経験だが前職でVBAを使ったツールを作った実績がある」などが必要になるでしょう。
これらの経験がない場合、資格を取得している(もしくは勉強している)ことを伝え、インフラエンジニアとして活躍していきたい意欲を伝えることが必要です。

このような20代の未経験者がインフラエンジニアになるための方法の詳細については、以下の記事を参考にしてみてください。

30代の未経験者が企業に求められること

30代の未経験者がインフラエンジニアになる際に、企業から求められることには次のようなものがあります。

  • ITインフラの基本知識を有している
  • 素直に聞き入れる学ぶ姿勢
  • 社会人経験を活かした働き方

世間一般的に、30代の転職とは「キャリアアップ(ステップアップ)」を前提としたものであることが多く、全くの未経験からインフラエンジニアになるのはハードルが高いです。

それでもインフラエンジニアになりたいという人は「ITインフラの基本知識」を有していることが前提となります。10代や20代とは違い、ゼロから教育している時間は30代にありません
そのため、資格取得や実際に構築をしたことがあるなどの実績が求められるのです。

また、資格取得や独学では学べない現場特有の知識や技術もあります。
そうした知識や技術に対して、年下相手からでも素直に学ぼうとする姿勢を取れるかも重要視されることでしょう。

10代、20代と比べて厳しい30代ですが、未経験者からインフラエンジニアになるための方法の詳細について、以下の記事で紹介をしています。
これから目指そうとしている人は、自身に当てはめながら参考にしてみましょう。

40代の未経験者が企業に求められること

40代の未経験者がインフラエンジニアになる際に、企業から求められることには次のようなものがあります。

  • 顧客折衝のための対人コミュニケーション能力
  • メンバをまとめる管理能力
  • トラブルに対する対応能力
  • プロジェクトを成功に導く推進力

40代ともなると、それまでに養ってきたバックグラウンドが重要しされてきます。

インフラエンジニアの業務内容は、直接ソースコードを作成し正常な動作とデバッグを繰り返すトライ&エラー型のプログラマーとは異なり、6割~7割はそれまでに蓄積した経験から答えを導き出す職種です。

10代や30代とは異なり、直面する課題にそのまま対応しているだけでは許されません。40代にはその先へと目線を合わせる力量が求められます。起こりえる障害や課題などに対して、常にキャリアを求められます。雇用側企業が年配インフラエンジニアを好むのは、このバックグラウンドを当てにしているからです。

40代で、これからインフラエンジニアを目指そうとしているならば、是非下記の記事を参考にしてみてください。

極意の伝授

最後に、エンジニアとして絶対に成功する「極意」を伝授します。

7つの習慣」を読んで「第二領域」だけを意識してください。
第二領域を理解していない同僚や上司、エンジニアは徹底的に排除してください!

時間管理のマトリックス

リスクは常に、影響度の大きい順に「3レベル」にブレイクダウンし、常に最悪のレベルで物事を想定してください。

当然面倒な手間が発生しますが、だれにとっても面倒なのは同じです。

行動したあなただけが次へ進めます。

言う事は優しいですが、実行するとなると非常に厳しいです。

私は過去に、普通のエンジニアが侵す失敗の10倍以上、失敗を繰り返してきました。

リスクの高い業務には、何時もうまく煽てられ、常にリスクを背負わされてきました。

酷いときには、6万人の業務を止めてしまったこともあります。
(損失は数億に登ったらしいです・・)

辞めようと思ったことも何度もあります。

苦しいことも沢山ありますが、あきらめないこと!

仕事は会社部署経験未経験に関係なく「」に降ってきます。

参考:「 完訳 7つの習慣 人格主義の回復

まとめ

未経験からインフラエンジニアになる方法をまとめると次のようになります。

  • インフラエンジニアは未経験者が最もなり易いITエンジニアである
  • 資格取得を習得することで基本的な知識を身に付けることができる
  • 実務経験がない代わりに資格でアピールすることができる
  • スクールに通うことで実際に構築する経験を積むことができる
  • トレンドを押さえることで企業に求められる人材に近付ける

未経験者は当然実務経験がありません。実務経験がない代わりに、資格取得をすることで知識を有していることをアピールするようにしましょう。
また、資格取得やスクールなどで学ぶと、インフラエンジニアがどのようなことを仕事として行っているのか、多少なりとも見えてきます。
その際に、自身が向いているのか否かをジャッジするのも重要です。仮に挫折したとしても、IT社会の現代において、ここで学んだことは決して無駄にはなりません。

未経験から今回紹介した方法を実践するのは大変かもしれませんが、必ず役立ちます。
しっかりと準備をして、社会を支えるインフラエンジニアを目指してきましょう。

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