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アフターコロナで変貌するITエンジニアの価値観!

新型コロナウイルスの感染拡大によって、日本のみならず全世界の価値観や考え方は大きく変わり、新しい生活様式の導入が求められるようになりました。これは私生活だけではなく、仕事の進め方や企業の経営方針に大きく影響を与えるまでになっています。

2020年、日本の実質GDP予測は-5.2%へ落ち込むと予想され、すでに日本企業でも「コロナ禍」と言う体の良いリストラが始まっています。

今後確実に変化していく時代に備え、ITエンジニアとして働くうえでどのようなキャリア観が求められるのでしょうか。今回は、アフターコロナの時代を見据えてITエンジニアが覚えておきたいキャリアの考え方について詳しく解説していきます。

コロナショックが与えたインパクト

2020年はコロナショックの年といっても過言ではなく、今後確実に歴史の記録として残るほど大きなインパクトがありました。ニュースでは連日新型コロナウイルスの話題で持ち切りで、日々刻々と変化する状況を多くのメディアが報じています。

新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために、他人との接触を徹底的に控えるといった対策も行われ、「ソーシャルディスタンス」や「3密」という新しい言葉も生まれ一般社会に浸透しました。

当然のことながら、3密の要件を満たす満員電車での通勤通学は避けられるようになり、多くの企業ではリモートワークが導入され、学校ではオンライン授業を行うところも増えてきています。

そして、長期間にわたってリモートワークを行ってきた労働者のなかには、「ふたたび満員電車に乗って職場に通う生活には戻れない」「今の働き方を今後も継続していきたい」といった声も聞かれるようになったのです。

リモートワークが当たり前の時代へ

これまでリモートワークが本格的に普及してこなかった背景としては、労務管理の難しさはもちろん、リモートワークによって生産性が低下するのではないかといった懸念を抱いていた企業が多かったことが挙げられます。

しかし、新型コロナウイルスによって半ば強制的にリモートワークを実施せざるを得ない環境の中でも、実際に業務は問題なく遂行できたという企業は少なくありません。

むしろ通勤時間が減り時間を有効に活用できるほか、無駄な会議や雑務に追われることがなく、本来の業務に集中できるため生産性が向上したというケースも。

このようなリモートワークの結果を受け、今後は従来のような出社を基本とするのではなく、むしろリモートワークを標準化する企業も現れています。

ITエンジニアと聞くとリモートワークとの相性が良いと思われがちですが、業種やプロジェクトによっては顧客先に常駐していたり、社内にある開発環境でなければ業務が遂行できないケースもあるでしょう。

しかし、必ずしも会社に出社する必要がない企業においては、今後リモートワークの活用が進み、働き方そのものが変わっていくと予想されます。

会社員とフリーランス

新型コロナウイルスによって可視化されたもうひとつの問題が、ITエンジニアの雇用形態です。これまでの社会では会社に雇用され、同じ会社で長く働き続けることが美徳とされた時代がありました。現在でもそのような考え方のもとで働いている人も多いでしょう。

一方で、ITエンジニアの世界ではここ数年の間にフリーランスとして生計を立てる人も多くなっており、働き方が多様化しています。

しかし、今回の新型コロナウイルスの感染拡大によって、大きな打撃を受けたフリーランスも多く、仕事がなくなってしまったり休業を余儀なくされてしまったというケースがありました。なにを隠そう、私もそのうちの一人です。

そもそも会社員とフリーランスにはそれぞれメリットとデメリットがあり、どちらが優れていると断定できるものではありません。

会社員の場合はある程度安定した収入が保証され、仕事を通じてさまざまなスキルを手に入れることができる一方で、フリーランスの場合はその人のスキルに応じて仕事が自由に選択でき、時間の使い方や仕事量、収入のバランスも調整できます。

変貌する価値観

コロナショックにより、全世界的に今後の仕事に対する価値観が変貌します。今回の新型コロナウイルスを契機に、自分自身の働き方について向き合う時間ができたというITエンジニアも多いはず。

会社員のように労働時間や休日が決められているほうが仕事に集中しやすいという人もいれば、自分で全てを管理して自由に働きたいと考える人もいるでしょう。

しかし、従来のように「会社に入っていれば生涯安泰」という考え方が通用するとはいえず、仮に大企業であったとしてもその保証はないと考えたほうが良いでしょう。

では、アフターコロナの時代において真の安定を手に入れるためには、どのような価値観にアップデートすることが必要なのでしょうか。

それは、会社に依存しないスキルを手に入れること以外にありません。たとえば自社内だけで扱っているシステムや業務フローをマスターしたとしても、他社に移ってしまうと意味がありません。近い未来に消滅する技術を身に付けても意味が無いと言う事です。

また、単一的なスキルの習得だけでは危険です。例えば「SEO」+「マーケティング」≒「Webマーケッター」のような、組み合わせることで職業として認知されるスキルを選択するべきです。

明確に分解できない職業の場合「消滅する職業」もしく「AI(人口知能)」に取って代わられる職業としてみることが出来ます。過去の歴史から学ぶとするならば、この組み合わせの数が多いい職業ほど、未来に生き残る可能性は高くなります。

コロナ以前の社会は、何処の企業も例外なく特定のパイを競って取り合う椅子取りゲーム型のビジネスが行われてきました。サービス残業や三日ぶっ続けの徹夜など普通に行ってきた方も多いと思います。

昨今は、IT技術の急速な発展により、様々な分野で活用され始めています。タクシー業界では、ビッグデータのはじき出す需要予測に従って配車地区が決定されています。「なぜ?」と問われても「その方が儲かるから」としか答えられないそうです。

実はこれ、下記の技術の組み合わせから算出しています。

タクシー業界における需要予測技術

  • 技術
    • 統計技術
      • 多変量解析
      • ディープラーニング
    • プログラミングスキル
      • プログラミング言語(Pythonやjava、Ruby)
    • インフラ
      • ネットワーク
      • クラウドサーバー
      • DBMS
    • データベース
      • 人口統計データ
      • タクシー運行データ
      • 気象データ
      • 施設データ
      • イベントデータ
      • etc・・

また、仮に高度なスキルを身につけたとしても、それが生涯にわたって役に立つとは限りません。どのようなスキルが求められているのかをリサーチし、常に新しい情報を取り入れ吸収していくことで市場価値の高い人間になることができます。

方向性は未来への「予測」「予言」「予告」の順に向かいやすいスキルを選択することです。何故なら向かうべき最終的なゴールは「未来知覚」にあるからです。

常に考え、価値観をアップデートできる人材

今後の人生において、今回のコロナショックのような出来事が起こることは少ないかもしれません。しかし、今回の出来事をきっかけに世の中の価値観や考え方が変わることは確実であり、それに合わせて働き方も変化させていかなくてはなりません。

ITエンジニアとして働く人の多くは情報感度が高く、多様化する働き方について常に模索してきた人も多いことでしょう。

ITエンジニアのキャリアを考えるうえで、本当の安定を手に入れるためには働く環境を変えることはもちろんですが、それ以上に自分自身に何ができるのか、さまざまなスキルを磨いていくことがもっとも重要であることは忘れないようにしましょう。

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