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【Linuxの基礎知識】crontabの基本とトラブル回避テクニック

皆さんはLinux環境で定期的な処理を自動化したいと考えたことはありませんか。 ログの整理、バックアップの取得、定期的な監視コマンドの実行など、手作業で行うと忘れたり、作業が偏ったりすることがあります。 そこで登場するのが「crontab」です。Linuxに標準搭載されているこの仕組みを使うと、指定した時刻や周期に合わせてコマンドやスクリプトを自動で実行できます。 とても便利な反面、設定を間違えるとタスクが動かない、重複して実行されてしまう、システム負荷が上がるといったトラブルにつながることも少なくありま ...

【Linuxの基礎知識】ss / netstatでポート状態を確認する方法

サーバーを運用していて、「あのポートは本当に開いているのか?」「通信がうまくいかないのはポートのせいなのか?」と疑問に思ったことはありませんか。 セキュリティ設定やサービスの動作確認をするうえで、ポート状態を把握することは欠かせません。 そこで登場するのが、Linuxで使える便利なコマンドである「ss」と「netstat」です。どちらもポートの状態や通信の様子を確認できるツールですが、RHEL系Linuxでは少し事情が異なります。 実は「netstat」は古い仕組みに依存しており、現在は非推奨となっている ...

【Vimの基礎知識】テキスト編集の基本操作(挿入・削除・移動)

VimはLinux環境で広く利用されるテキストエディタであり、効率的に作業を進めるためには「挿入・削除・移動」といった基本操作を正しく理解することが欠かせません。 初めてVimに触れたとき、多くの人が「思ったように文字が入力できない」「削除がうまくいかない」「カーソルが自由に動かせない」といった壁に直面します。 これはVim特有のモード切替とコマンド操作が背景にあるためです。 逆に言えば、この仕組みを理解すれば圧倒的な編集スピードと効率を手に入れることができます。 本記事では、Vimを使う上で避けて通れな ...

【Linuxの基礎知識】mount/umountとfstabの基本と応用

Linuxで外部ストレージやネットワークドライブを利用するとき、「どうやってシステムに認識させ、アクセス可能にするのか」と疑問に感じたことはありませんか。 普段は意識せず使っているファイルシステムも、裏側では必ずマウントという仕組みを経て利用できる状態になっています。 例えばUSBメモリを差し込んだ際、勝手に「/media」や「/mnt」に見慣れないディレクトリが現れるのを目にしたことがあるでしょう。 それはLinuxが内部的にmountコマンドを実行し、ファイルシステムを使えるようにした結果です。 一方 ...

探しても友達は増えない。ならAIで作っちゃえ!Mac miniで個人ローカルAI環境を構築

AIの目覚ましい進歩は、コンピュータの世界だけに留まりません。今や「生物学」「心理学」「社会学」といった人間に深く関わる学問領域にまで、その影響を及ぼしています。人間の感情や行動がどのように生まれ、社会の中でどう機能しているのか――これまで長らく曖昧だったテーマが、AIによるシミュレーションやデータ解析で急速に解き明かされつつあります。 彼女が欲しい? パートナーが欲しい? そうした感情は一見すると単なる欲望のように思えます。しかし冷静に因数分解してみると、その中身は人間が持つ基本的な欲求の集合体にすぎな ...

【Linuxの基礎知識】SSHログインの仕組みと公開鍵認証の設定法

サーバーに安全にログインする方法はご存じでしょうか。 日常的にLinuxを触っていると、SSHという言葉を必ず耳にします。 しかし「仕組みがよく分からないままパスワードを入力して接続している」という方も少なくありません。 そもそもSSHとはどのような技術で、なぜパスワードを入力するだけでリモートのサーバーにアクセスできるのでしょうか。 そして、より安全な方法として広く使われている「公開鍵認証」とは、具体的にどのような流れで動いているのでしょうか。 この記事では、SSHの基本的な仕組みを確認しつつ、公開鍵認 ...

【Vimの基礎知識】ゼロから始めるVim入門とモード終了、コマンド基本操作

Linux環境でよく目にする「Vim」という名前。サーバーにログインしたら突然Vimが開いてしまい、「どうやって入力するの?」「保存や終了ができない!」と困った経験をした人も多いのではないでしょうか。 Vimはプログラマーやシステム管理者が日常的に使う強力なテキストエディタですが、一般的なエディタと違って「モード」という仕組みを持つため、初心者には最初のハードルが高く感じられます。 本記事では、ゼロから始める人向けにVimの基本概要を紹介し、特につまずきやすい「モードの仕組み」「保存と終了の方法」「基本的 ...

【Linuxの基礎知識】ping / tracerouteでわかるネットワーク診断の基本

ネットワークの調子が悪いとき、あなたはまず何を疑いますか。サーバーの設定でしょうか、それとも回線の不具合でしょうか。 そんなときに真っ先に使われるのが「ping」と「traceroute」です。普段は意識しないコマンドですが、実はネットワークの状態を診断するうえで欠かせない役割を担っています。 例えば、相手のサーバーにきちんと到達できているのか、どの経路でパケットが流れているのか、途中で遅延や途切れが発生していないかを確認することができます。 もし応答が返ってこなかった場合、それは相手のサーバーが落ちてい ...

【Linuxの基礎知識】ファイルディスクリプタとulimitを理解する

あなたは「突然システムが応答しなくなった」とき、原因をどうやって突き止めますか? サーバーが高負荷状態になると、アプリケーションがファイルやネットワーク接続を大量に扱い、限界を超えた瞬間に動作が止まってしまうことがあります。 そんなとき、単に再起動して終わりにするのではなく「何が制限に引っかかっているのか」を見抜けるのがエンジニアの腕の見せ所です。 Linuxの世界では、すべてのリソースは「ファイルディスクリプタ」という番号で管理され、開ける数には上限があります。 その上限を確認・制御できるのが「ulim ...

【Linuxの基礎知識】kill / killall / timeoutの違いと正しい使い分け

Linuxで作業していると、動かしているプログラムが止まらなくなったり、いつまでも処理が終わらないなんて場面に出くわすことはありませんか。 そんな時に思い浮かぶのが「kill」「killall」「timeout」というコマンドです。 でも、この3つって名前が似ていて、どれをどう使い分ければいいのか意外と迷いやすいんですよね。 PIDを直接指定して終了させるのか、プロセス名でまとめて対象にするのか、それとも実行時間に制限をかけて自動で止めるのか…。 正しい使い方を知らないまま使うと、止めなくていいサービスま ...

【Linuxの基礎知識】SELinuxの仕組みとトラブル対応

Linuxを触っていると「SELinuxが原因で動かない」という場面に出会ったことはありませんか。 初めて遭遇すると「なんで権限も設定したのに拒否されるんだ?」と混乱するはずです。 ファイルのパーミッションや所有者を確認しても問題が見当たらないのに、なぜかアクセスがブロックされる。 実はそれ、SELinuxが裏でしっかり監視しているからです。 SELinuxはLinuxカーネルに組み込まれた強力なセキュリティ機構で、通常のUNIXパーミッションやACLとは別に、ポリシーに基づいて細かくアクセス制御を行いま ...

【Linuxの基礎知識】df / duコマンドによる容量解析とncdu・iotopでの応用監視

Linuxを使っていて「ディスク容量が足りない」と突然言われた経験はありませんか。 サーバーの運用では、気がつかないうちにログやファイルが溜まり続け、ある日いきなり容量不足でシステムが動かなくなることがあります。 そのときに役立つのが「dfコマンド」と「duコマンド」です。では、この2つのコマンドはどう違うのでしょうか。 dfはシステム全体のディスクの空き容量を確認するのに便利ですが、どのディレクトリが大きな容量を使っているのかまでは分かりません。一方でduはディレクトリやファイル単位での容量を確認でき、 ...

【Linuxの基礎知識】nmapの使い方とセキュリティ確認の実践

あなたのLinux環境は本当に安全でしょうか。 サーバーを運用していると、外部からどのポートが開いているのか、どんなサービスが稼働しているのかを確認する機会が必ず出てきます。 しかし、「具体的にどう調べればいいのか」と立ち止まる方も多いのではないでしょうか。そこで登場するのが、ネットワーク調査の定番ツールであるnmapです。 nmapは単なるポートスキャナにとどまらず、サービスの種類やバージョン、場合によってはセキュリティホールの有無まで調査できる強力な機能を備えています。 システム管理者やセキュリティ担 ...

【Linuxの基礎知識】psコマンドの実践活用|プロセス管理の第一歩

Linuxで作業をしていて「今動いているプロセスは何だろう?」と疑問に思ったことはありませんか。 サーバーが重くなったとき、アプリケーションが反応しなくなったとき、原因を探るためにまず知っておくべきがプロセス管理です。 その最初の一歩として役立つのが、psコマンドです。普段なんとなく使っている人も多いかもしれませんが、実はオプションの組み合わせ次第で「誰がどのプロセスを動かしているのか」「どれくらいのCPUやメモリを消費しているのか」まで細かく把握できます。 システム管理や障害対応に直結するコマンドだけに ...

【Linuxの基礎知識】sarコマンドでサーバー性能を長期監視する方法

「サーバーが重いけど、原因がどこにあるのか分からない…」そんな経験はありませんか? CPUなのか、メモリ不足なのか、それともディスクI/Oやネットワーク帯域の問題なのか・・・ サーバーの性能トラブルを突き止めるには、瞬間的な状態ではなく、時間の経過による変化を追いかけることが重要です。そんなときに役立つのが「sarコマンド」です。 sarはLinuxに標準的に導入されることが多い「sysstat」パッケージに含まれており、CPUやメモリ、ディスク、ネットワークといったリソース利用状況を定期的に収集・記録し ...

【Linuxの基礎知識】vmstatとiostatでボトルネックを見抜く

Linuxサーバーの動作が遅いと感じたとき、あなたはまず何を確認しますか? プロセス一覧を眺めたり、topコマンドでCPU使用率を見たりすることは多いでしょう。しかし「遅い原因がCPUにあるのか、メモリ不足なのか、それともディスクI/Oにあるのか」を一度で判断するのは意外と難しいものです。 そんなときに役立つのがvmstatとiostatという2つのコマンドです。vmstatはCPUやメモリ、プロセスの状態を、iostatはCPUとストレージI/Oの状況を数値化して表示してくれるため、サーバー全体のどこに ...

【Linuxの基礎知識】dmesgの読み方とハードウェアトラブル対応

Linuxサーバーを運用していて「突然ハードディスクが認識されない」「USB機器が動かない」「ネットワークカードが反応しない」といったトラブルに出くわした経験はありませんか? そんな時に頼りになるのが、カーネルが出力するメッセージを確認できるコマンド dmesg です。 Linuxが起動してから認識したハードウェアや、ドライバの読み込み状況、エラーの詳細までもがここに集約されており、システム管理者にとってはまさに一次診断の必須ツールといえます。 とはいえ、表示されるログは大量で英語メッセージも多く、初心者 ...

VPSにJavaアプリの開発環境を自動で構築する方法:Apache+Tomcat+PostgreSQL

開発環境を整えるとき、いきなり細かい設定から入ってしまうと、構築の全体像が見えず混乱しがちです。本シリーズでは、5つのパートに分けて順を追って開発環境を構築していきます。 この構成は、構築に必要な順序でステップを並べ(クラウド → Web → AP → DB → 保守)、各パートは独立して読めるようにし、スクリプトによる自動化を前提に操作負担を極力減らす方針に基づいています。ただし、手動で対応すべき設定も明示的に解説します。 構築する環境のイメージ 最終的に以下のような構成になります。 Webサーバ → ...

【RHEL系Linux】サーバーの障害検知と自動通知|systemdログ監視の実装例

RHEL系Linux環境でsystemdユニットのjournaldエラーログを常時監視し、差分検知でLINEやメールに自動通知する方法を解説します。 多重起動防止、PID管理、除外パターン設定など実用運用に必須の設計・実装・運用例を網羅します。 概要 Linuxサーバーの安定稼働を維持するには、障害発生時にいち早く検知し、迅速に対応する体制が必要です。本記事では、systemdのjournaldログを監視し、エラーログや警告をリアルタイムに検知してLINEまたはメールで通知する仕組みを構築します。 また、 ...

ORMにはうんざり!第6回:Java共通DBアクセスクラスの実用例で脱フレームワーク

多くのエンジニアが一度は通る道、それがORM(Object-Relational Mapping)によるデータアクセスの自動化です。しかし、実際の開発現場では「ブラックボックス化してわかりにくい」「SQLが思うようにチューニングできない」「結局、素のJDBCに戻した」などの声が後を絶ちません。 本記事では、そうしたORMに限界を感じたエンジニアに向けて、フレームワークに依存しない共通DBアクセスクラス群の“実用的な使い方”をご紹介します。 第6回となる今回は、MVCモデルをベースに、現場でよくあるユースケ ...