現在、企業システムにおけるディスク容量の拡大傾向には目を見張るものがあります。つい数年前まで、数GBのストレージでさえ余裕を持って運用できていた環境が一般的でした。しかし、クラウド技術や仮想化技術の普及、ビッグデータの活用が進む中で、ストレージ需要は増大の一途を辿っています。 これに伴い、Linuxのディスク管理システムも進化を続けています。従来の「fdisk」コマンドでは対応しきれない要件に対処するため、続々と新しいディスク管理コマンドや手法が編み出されてきました。たとえば、GPTディスクに対応した「s ...