Linux の基礎知識

【Linuxの基礎知識】Linuxをインストールし、ログインしてみよう!

2020年4月5日

Linuxの学習を始めるには、まずLinuxがインストールされたPCを用意する必要があります。 実際の現場でよく利用されているLinuxOSのディストリビューションには、主にシステム開発系に展開されているRedHat系のCentOSと、個人向けに展開されているDebian系のubuntu等が存在します。

恐らくこのサイトへ訪れる方の大半が、最終的にシステム開発に携わって収入を得ることが目的なのだと思います。であるならCentOSを覚えることをお勧めします。何故なら、国内でのシステム開発系に展開されているディストリビューションの約8割がRed Hat製品だからです。

この記事では、主にCentOSを中心に、Linuxのインストール・ログイン・ログアウトの方法を説明します。

Linux環境の準備方法

まず、LinuxをインストールするPCを用意します。Linuxが要求するPCの最低要件は1GHz以上のCPU、1GB以上のメモリ、10GB以上のストレージです。型落ちしてすでに使っていないPCでも、Linuxは問題なく動作することが分かります。

Linuxの学習用として中古で購入してもよいでしょう。別のPCが用意できない場合は、VMWareやVirtualBox等の仮想化ソフトウェアを導入することも視野に入りますが、学習コストが高くなるため、Linux初学者や、これからITの世界に足を踏み入れるという方はLinux専用のPCを1台用意することをおすすめします。

CentOSのインストール方法

PCを用意したら、CentOSのISOファイルを取得します。ISOファイルは、CDやDVD、Blu-ray等の光学ディスクのデータを、ひとつにまとめたファイルです。「.iso」の拡張子をもち、イメージファイルとも呼ばれます。

ここでのISOファイルは、CentOSのインストールに必要なファイルがひとつにまとまったものとイメージしてください。CentOSのISOファイルは以下のURLからダウンロードできます。

Download CentOS

ダウンロードのリンクは安定稼働版である「CentOS Linux DVD ISO」を選択します。ダウンロードが完了したら、USBメモリや光学ディスク等の記憶媒体にダウンロードしたファイルをコピーし、Linuxのインストールメディアを作成します。以上でインストールの準備は完了です。

インストールメディアを用意したPCに挿入し、PCを起動します。CentOSのインストーラーが起動するため、画面に従い、CentOSのインストール先の選択、言語設定、rootユーザのパスワード設定、一般ユーザの作成を行ないます。

大まかな流れは、下記のキャプチャを参照してください。

インストール選択画面
言語設定画面
インストールの概要画面
ソフトウエアの選択画面
インストール先設定画面
ネットワークとホスト名設定画面
rootパスワード設定画面
ユーザーの作成画面
初期セットアップ画面
ライセンス契約画面
初期ログイン画面
CentOS7デスクトップ画面

Linuxはシステムへのアクセス権が厳格に定められています。システム管理者であり、フルアクセスの権限をもつ「root」ユーザ、システムへのアクセスが制限される一般ユーザの2種類のアカウントが存在します。

Linuxを使用する際、基本的に一般ユーザでログインするようにしましょう。誤ったファイル操作を行なってしまい、Linuxのシステムを破損してしまうことを避けるためです。

Ubuntuのインストール方法

Ubuntuについても、基本的にはCentOSのインストール方法とほとんど同じです。CentOS、UbuntuはLinuxディストリビューションです。いずれもLinux OSであることを理解しておきましょう。

Linuxを起動する

Linuxディストリビューションのインストールが完了すると、自動でPCが再起動し、Linuxが起動します。

デフォルトの設定でインストールしたLinuxはGUIモードとなっており、起動時に対応したディストリビューションのロゴが表示されます。ユーザーとパスワードを入力する画面が表示されれば、Linuxの起動は成功です。

よく「Linuxの起動方法を教えてください」とコメントをいただきますが、Linuxの起動とは、カーネルの起動を指しています。カーネルはLinuxをインストールしたマシンの起動ボタンを押すことでBIOSに読み込まれ、自動的に起動します。つまりマシンの起動ボタン押下≒Linuxの起動と言う事です。

ログインとログアウトの方法

ログイン

Linuxにログインするには管理者権限を持つrootユーザか、作成した一般ユーザのいずれかでログインします。ログインの方法はどちらのユーザも同じです。

GUIモードでLinuxを起動した場合は、表示されるパスワード蘭にパスワードを入力します。

GUIログイン画面

CUIモードの場合は、ターミナル画面にユーザとパスワードを入力し、ログインします。

CUIログイン画面

ログアウト

ログアウトの方法はGUIモードとCUIモードで少々異なります。 GUIモードでのログアウトの方法は、Linuxのデスクトップメニューからログアウトする方法です。

GUIログアウト画面

CUIモードの場合は、ターミナルで「exit」コマンドを実行します。

CUIログアウト(exit)実行画面

参考

参考として、「Linux環境の準備方法」でも説明したとおり、Linuxにログインするときはなるべく一般ユーザでログインするようにします。実際にLinuxが使われる現場では、rootユーザでログインすることは、まずありません。

rootユーザはLinuxシステムの全てにアクセスできる権限を持っているため、誤って重要なファイルを消してLinuxが起動しなくなるといったことや、業務上の重要なファイルを消してしまう等、誤操作を誘発する確率が上がるためです。

一般ユーザの場合はファイルへのアクセスが制限されるため、ファイルの誤操作を行なう可能性は限りなく下がります。

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