ネットワークの世界では、通信速度や応答の速さを測るために、単に「速い」「遅い」といった感覚的な言葉では不十分です。 実際の現場では、帯域(Bandwidth)とレイテンシ(Latency)という2つの指標が通信品質の核心を成しています。 これらはシステムの設計やトラブルシュートにおいて必ず登場する用語であり、ネットワークの性能を正しく評価し、改善策を立てるうえで不可欠な概念です。 本記事では、この2つの用語を軸に、ネットワークパフォーマンスの基礎を徹底的に解説していきます。 ネットワーク性能を評価する基礎 ...