サーバー・環境開発

このカテゴリ【サーバー構築】では、クラウドやオンプレで仮想サーバーを構築・運用するための具体的な手順とノウハウをまとめています。 ConoHa VPSやAWS Lightsailを使ったクラウド仮想サーバー構築、VMwareを使ったオンプレ仮想サーバー構築、それぞれの初期設定、セキュリティ対策、運用管理まで、実務で使える形で解説しています。自宅検証環境や本番運用環境を構築し、すぐに使えるサーバーを立てられることを目指す人向けのカテゴリです。

本ブログにおけるオンプレとクラウドの違い

本ブログでは、仮想サーバーやVPSに関する記事が複数存在しますが、それぞれの構築対象が「オンプレミス」か「クラウド」かによって、手法や管理範囲が大きく異なります。
この違いを明確にするために、以下の比較表にて両者の特徴を整理しています。
カテゴリ選定や記事の読み進めにあたっての前提知識として、まずはこちらをご確認ください。

項目 オンプレミス構成 クラウド構成
代表例 VMware Workstation / ESXi / 実機構築 AWS / ConoHa VPS / さくら VPS
設置場所 自分のPC・社内サーバー 外部のデータセンター
管理主体 ユーザー自身 クラウド事業者がインフラ管理
OS構築方法 ISOから手動インストール GUIやCLIで簡易作成(数分)
初期コスト 高い(機器購入・保守コストあり) 安い(初期費用ゼロ、従量課金)
拡張性 物理リソースに依存 必要に応じてCPU・メモリ変更可
障害対応 全て自力対応 インフラ側は事業者が保証(SLA)
制御の自由度 非常に高い(BIOSや物理構成まで) OSレベルまで(物理層は不可)
学習難易度 高い(ネットワークやストレージ設定含む) 比較的低い(初学者向け環境あり)
主な用途 教育/検証/構成試験/冗長性実験 サービス運用/副業開発/学習環境
VMwareの分類 オンプレミス ※「VMware Cloud on AWS」はクラウド

こんな方におすすめ!

✅ VPS/クラウド仮想サーバ構築
✅ VMware ESXiなどオンプレ仮想サーバ構築
✅ 初期設定・セキュリティ設定・運用管理
✅ 実務・検証環境構築の両方に対応

オンプレ仮想サーバー

自宅や社内サーバーに仮想環境を構築することで、クラウドに依存せず自由に実験・検証が行える環境を手に入れられます。
このセクションでは、VirtualBoxやVMwareを活用した仮想化構築手順、RHEL系OSの導入、ネットワーク設定など、オンプレミス環境を自前で整えるための実践的ノウハウを解説します。

クラウド仮想サーバー

クラウドVPSを使いこなすためには、単にサーバーを借りるだけでは不十分です。実際の現場では、ApacheやTomcat、PostgreSQLといった環境を“何度でも同じ状態で再構築できる”ようにしておくことが求められます。
このカテゴリでは、ConoHaやさくらのVPSなどを使ってサーバーを構築した後、「Linuxの基礎知識(実践編)」で紹介している自動化スクリプトを活用し、完全自動で開発環境を立ち上げる方法を解説しています。
環境構築にかかる時間を大幅に削減し、障害対応や検証作業を即時化するための“実運用に耐える仕組み化”を目指します。

クラウド仮想サーバー

🟣 VPSサーバー
📌 今すぐ使える!クラウドVPSの選び方から初期設定・運用まで
├─【ConoHa VPS】ConoHa VPSって実際どう?特徴と実態を解説
├─さくらのVPSで広がるサーバー活用術【初心者OK】
├─高性能と安定性!エックスサーバーVPSで始める理想の開発環境
├─【conoHa】VPSを安全に使うための初期設定マニュアル
└─VPS徹底比較!ConoHa・さくら・Xserverの選び方

🔴 クラウド(VPS)サーバー環境構築 【Linuxの基礎知識(実践編)
📌 自宅・オフィスで使える!クラウド仮想サーバー構築と運用の具体手順
VPSにJavaアプリの開発環境を自動で構築する方法:Apache+Tomcat+PostgreSQL
├─ 開発環境構築
| ├─【RHEL系Linux】開発サーバー初期設定スクリプトの完全自動化
| ├─【RHEL系Linux】Apache+Let's Encrypt 自動構築スクリプト|バーチャルホスト対応
| ├─【RHEL系Linux】Tomcatを自動インストール・設定するスクリプトの作成と活用法
| ├─ ApacheとTomcatをmod_proxyでつなぐ方法(AJP/HTTP対応)
| └─【RHEL系Linux】PostgreSQLを自動インストールするシェルスクリプトの使い方
└─ 運用・保守
├─【RHEL系Linux】任意サービスを簡単制御!汎用サービススクリプトの活用術
├─【Shellの基礎知識】ファイルバックアップ機能を徹底解説!設計・実装・活用まで!
├─【RHEL系Linux】ファイルやログを自動圧縮する汎用スクリプトの実装と活用法
├─【RHEL系Linux】リソース(CPU・MEM)監視スクリプトで使用率・異常を検知する仕組み
├─【RHEL系Linux】中間ファイル連携を完全制御するファイル転送スクリプト
├─【RHEL系Linux】信頼性を重視した完了保証型ディレクトリ転送スクリプトの設計と実装
├─【RHEL系Linux】ディスク使用率を自動監視するシェルスクリプトの実装
├─【Linuxの基礎知識】プロセス管理はもうスクリプト不要?systemdの基本と自動監視設定
└─【RHEL系Linux】サーバーの障害検知と自動通知|systemdログ監視の実装例

開発支援ツール

現代の開発はツールを使いこなすことが生産性の鍵です。
このセクションでは、GitHubによるコード管理、n8nによる自動化、VSCodeによる開発効率化、さらに弥生会計・マネーフォワード・freeeなどの業務支援ツールまで、開発者と個人事業主の双方に役立つ実践的な支援環境を紹介します。