独立準備・確定申告

フリーランスが費用を抑えて健康診断を受けるには?

2020年5月2日

有給や福利厚生がないフリーランスにとって、健康維持に意識を置くことはとても大事です。でも、会社員時代のように会社で用意された健康診断がないため、「わざわざお金をかけて健康診断するのは……」と躊躇されている方もいることでしょう。

一見すると、そこそこお金がかかりそうなイメージの健康診断ですが、工夫をすることでフリーランスでも無料または格安で健康診断を受けることができます。”身体に何かあってから”では遅いので、ぜひ記事をチェックされてみてください。

フリーランスも健康診断を受けるべき

フリーランスの間で、「健康診断を受けていない」という声をよく耳にします。会社員時代は毎年「無料」で健康診断を受けられたことも、理由のひとつでしょう。なぜなら、フリーランスが健康診断を受けるためには、自ら費用を負担して受診するしかないからです。

けれど、フリーランスが体調を崩したところで、会社員のように有給(仕事を休んでも給与が支払われる)が使えるわけではありません。ですから、フリーランスが安定的に稼ぎ続けるためには、体調管理は最優先とも言えるのです。

まずは健康診断を受けて、身体の健康状態を検査。毎年定期的に受けることで、病気を見逃さず、早期の発見・治療や予防に繋げていくことが大切です。

格安で健康診断を受ける方法とは?

フリーランスも健康診断を無料または格安で受けられる方法があります。さっそく、おすすめの方法をご紹介しましょう。

1. 市区町村の健康診断を利用する

居住の市区町村で実施されている健康診断を受けるのがひとつの方法です。国民健康保険に加入しているフリーランスはもちろんのこと、健康診断を受けられる場がない方なども受けられます。

自治体によって料金や年齢条件などが異なりますが、無料であったり500円〜1,000円ほどで済んだりと、格安で健康診断が受けられるのがメリット。

一般的な検査内容は、問診・身体測定・血圧測定・血液検査・尿検査・心電図・胸部レントゲンなど。さらに詳しい検査内容や料金を知りたい方は、市区町村のHPや電話で問い合わせをしてみるといいでしょう。

2. 健康保険組合の健康診断を利用する

以前勤めていた会社の健康保険を任意継続している方は、保険組合の健康診断を受けられます。

費用が3,000円程度かかることもありますが、費用の一部を負担してくれるケースもあります。健康診断を受けるには保険組合へ連絡するだけなので、気になる方は検討してみましょう。

3. 特定健康診査(40歳〜74歳までの人)を利用する

特定健康診査とは、生活習慣病予防のために実施されている健康診断のこと。40歳〜74歳までの方を対象とし、全国の市区町村で実施されています。こちらも多くの自治体で無料か格安で受けられます。

普段、偏った食事や喫煙、運動不足などが気になる方はぜひ指定の医療機関へ特定健康診査を受けにいきましょう。

特定健康診査では一般的に、身体測定・血圧測定・血液検査・尿検査等に加えて問診と診察が行なわれます。その結果、医師の指示により、心電図・眼底検査・貧血検査などが必要となるケースもあります。

4. 近くの病院の健康診断を利用する

病院によっては、健康診断を実施している場所もあります。料金は有料で、数千円〜1万円ほど。居住の市区町村によっては、健康診断の費用に対して補助金が出ることもあります。

まずは”補助金の有無”を確認をしてから、健康診断を実施している近くの病院に足を運ぶといいでしょう。

5. クラウドソーシングの福利厚生を利用する

クラウドソーシングサービスとして知られている「 クラウドワークス 」では、一定の条件を満たした登録者に対し、無料で利用できる福利厚生があります。健康診断はもちろん、各種健康サポートも充実しているため、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

条件は「クラウドワークスで毎月3,000円以上の報酬を獲得されている方が対象」だそう。クラウドソーシングで仕事をする方は、各社の福利厚生についても検討しておきましょう。

健康診断費用は経費にできる?

基本的にフリーランスは、健康診断にかかった費用を経費計上できません。法人とは異なり、私的な支出と判断されるためです。

しかし、一定の条件を満たしている方は、「セルフメディケーション税制」が受けられます。普段から健康維持や疾病の予防として、年間12,000円以上の対象医薬品を購入している場合に、超えた額が控除の対象となる制度です。

適用されるには、健康診断や予防接種などの取り組みを行なっている必要があるので、普段から医薬品を購入する方にとっては嬉しい制度ですね。

セルフメディケーション税制を受ける場合は、医療費控除は受けられません。けれど、これから貼り薬や目薬、風邪薬などを購入する際には、選択肢を広げられるように「セルフメディケーション税控除対象」の識別マークがあるものを選んでおくといいかもしれません。

フリーランスになっても健康診断は定期的に

フリーランスが働くためには、身体のコンディションが常に整っていることが重要です。健康診断を受けることで、病気の予防や早期発見ができたら、大いに価値があるのではないでしょうか。

確かに、健康診断は面倒に感じてしまいがちです。けれど、健康管理も仕事のうち。無料や格安の健康診断を利用し、毎年1回は定期的に受診していきましょう。

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