ITエンジニア職種ガイド

【2025年最新】ITエンジニア職種一覧|仕事内容・必要スキル・学習方法!

「エンジニアになりたい!」と思っても、今のIT業界は職種が多すぎて、どれを目指せばいいのか分からなくなっています。

もくじ
  1. ITエンジニアの職種は昔と比べて大きく変わった
  2. ITエンジニアの職種を整理している団体はあるのか?
  3. 📌 ① ソフトウェア開発系(アプリ・Web・ゲーム)
  4. 📌 ② インフラ・クラウド・ネットワーク系
  5. 📌 ③ データ・AI・機械学習系
  6. 📌 ④ セキュリティ・ハードウェア・特殊系
  7. 📌 ⑤ ITコンサル・PM・マネジメント系

ITエンジニアの職種は昔と比べて大きく変わった

かつて私が最前線にいた時代(2000年代~2010年代初期)のIT業界では、エンジニアの職種は比較的シンプルでした。

  • システムエンジニア(要件定義・設計)
  • フロントエンドエンジニア(UI開発)
  • バックエンドエンジニア(サーバー側の処理)
  • DBA(データベース管理)
  • ネットワーク・インフラエンジニア(サーバー構築・保守)

しかし、現在(2020年代以降)のIT業界では、エンジニア職種が爆発的に増えました。

  • フロントエンドエンジニア:React, Vue, Angular など
  • バックエンドエンジニア:クラウドネイティブ, サーバーレス, マイクロサービス
  • データエンジニア:SQL, ビッグデータ, データパイプライン
  • AI・機械学習エンジニア:モデル開発, データ分析
  • セキュリティエンジニア:SOCアナリスト, ペネトレーションテスト
  • ITアーキテクト:システム全体の設計
  • スクラムマスター:アジャイル開発の管理

「エンジニア」と一言で言っても、もはや何を指すのか分からないレベルになっています。

現代のITエンジニア職は情報が多すぎる!

エンジニアになりたいけど、どの職種を目指せばいいのか分からない…そんな悩みを抱えている人は多いはず。実際、ITエンジニアの職種はどんどん増え続けていて、もはや誰も全体像を把握できなくなっています。

ITエンジニアの職種を整理している団体はあるのか?

公式にITエンジニア職を整理している団体はあるにはあるけど、それぞれバラバラで統一されたものは存在しません。

✅ 比較的まとまっている団体・リソース

  • 経済産業省(ITスキル標準:ITSS)

    日本の企業向けにエンジニア職種を体系化した指標。ただし、最新のクラウドやAI系職種は網羅しきれていない。 → ITSS(ITスキル標準)公式サイト

  • アメリカのCompTIA(ITキャリアパスガイド)

    ITエンジニアのキャリアパスを分かりやすく整理している。特にセキュリティ、クラウド、データ系の職種分類が参考になる。 → CompTIA ITキャリアパスガイド

  • LinkedInの職種データ

    実際の求人データをもとに「エンジニア職の動向」を分析している。ただし、統一された「エンジニア職種の一覧」ではない。 → LinkedIn 求人検索

  • IT業界の資格団体(AWS, Cisco, Google, Microsoftなど)

    各社が独自の「エンジニア認定資格」として職種を定義。例えばAWSなら「クラウドエンジニア」「DevOpsエンジニア」など。 - AWS認定資格 - Cisco認定資格 - Google Cloud 認定資格 - Microsoft認定資格

どこを見ても統一された「エンジニア職種一覧」は存在しない

どの団体も、エンジニア職種をある程度整理はしているものの、それぞれの視点が違うため、統一された一覧がないのが現状。

さらに、IT業界は変化が激しく、昨日までなかった職種が今日生まれ、数年前の職種が消えていくことも珍しくありません。

【Beエンジニア独自】2025年版 ITエンジニア職種一覧を定義!

そこで、Beエンジニアが独自の視点で最新のエンジニア職種を整理し、「どのエンジニア職がどんな仕事をするのか?」を分かりやすくまとめました。

これからエンジニアを目指す人も、すでに業界にいるけどキャリアチェンジを考えている人も、この一覧を参考に自分に合ったエンジニア職を見つけてください!

どの職種を選べばいい?適性に合った職種選びが重要

エンジニアになりたいけど、どの職種を選ぶべきか分からない。そんな人のために、職種ごとの向いている人の特徴を整理しました。

✅ フロントエンドエンジニアに向いている人
  • デザインやWebサイト制作が好き
  • CSSの微調整など細かい見た目の調整が苦じゃない
  • 成果が目に見える仕事が好き
✅ データエンジニアに向いている人
  • SQLやデータ処理が得意
  • 統計や分析に興味がある
  • 細かいデータの管理が苦じゃない

このように、エンジニア職は「どんな仕事をするのか?」だけでなく、「どんな人に向いているのか?」も考えて選ぶことが重要です。

エンジニア職の全体像を理解しよう

本記事では、最新のITエンジニア職をカテゴリ別に整理し、それぞれの職種について詳しく解説します。まずは、自分に合ったエンジニア職を見つけるところから始めましょう。

📌 ① ソフトウェア開発系(アプリ・Web・ゲーム)

フロントエンドエンジニアとは?

フロントエンドエンジニアは、WebサイトやWebアプリの「見た目」や「操作性」を設計・開発するエンジニアです。HTML, CSS, JavaScriptを使い、ユーザーが直接触れるUIを作ります。

  • 仕事内容: WebサイトのUI設計、JavaScriptを使った動的コンテンツの実装
  • 必要なスキル: HTML, CSS, JavaScript, React, Vue.js
  • 学習方法: HTML/CSSの基礎 → JavaScriptの理解 → フレームワーク学習(React/Vue)
  • 未経験者が目指す方法: 個人サイトを作成してポートフォリオにする

バックエンドエンジニアとは?

バックエンドエンジニアは、Webアプリやサービスの裏側で動くプログラムを開発するエンジニアです。データ処理やAPIの開発を担当し、ユーザーからのリクエストを処理します。

  • 仕事内容: サーバーサイドのロジック開発、データベース管理、APIの設計
  • 必要なスキル: Python, Java, PHP, Go, Node.js, SQL
  • 学習方法: プログラミング言語の習得 → フレームワーク活用 → データベース設計
  • 未経験者が目指す方法: Webアプリ開発の基礎を学び、APIを作る

フルスタックエンジニアとは?

フルスタックエンジニアは、フロントエンドとバックエンドの両方を担当できるエンジニアです。Web開発を一通りこなせるスキルを持ち、スタートアップや小規模チームで活躍することが多いです。

  • 仕事内容: UI/UXの設計からサーバーサイドの開発、データベース設計まで全てを担当
  • 必要なスキル: HTML, CSS, JavaScript, Python, PHP, SQL, AWS
  • 学習方法: フロントエンド + バックエンドの両方を学ぶ
  • 未経験者が目指す方法: 小規模アプリを作成し、全体の流れを理解する

モバイルアプリエンジニアとは?

モバイルアプリエンジニアは、iOSやAndroid向けのアプリを開発するエンジニアです。SwiftやKotlinを使い、スマホ向けのネイティブアプリを作成します。

  • 仕事内容: スマートフォンアプリの開発、UI/UXの設計、APIとの連携
  • 必要なスキル: Swift (iOS), Kotlin (Android), React Native, Flutter
  • 学習方法: iOS/Android開発環境の構築 → ネイティブアプリの開発
  • 未経験者が目指す方法: 簡単なアプリを作成し、ストアに公開する

ゲームエンジニアとは?

ゲームエンジニアは、ゲーム開発に特化したエンジニアで、UnityやUnreal Engineを使用してゲームを作ります。

  • 仕事内容: ゲームロジックの開発、グラフィックの処理、サウンドの実装
  • 必要なスキル: C++, C#, Unity, Unreal Engine
  • 学習方法: UnityやUnreal Engineのチュートリアルを活用
  • 未経験者が目指す方法: 小規模なゲームを作成し、ポートフォリオに追加する

組み込みエンジニアとは?

組み込みエンジニアは、家電・自動車などの機械を動かすソフトウェアを開発するエンジニアです。

  • 仕事内容: マイコンやセンサーを活用したシステム開発
  • 必要なスキル: C言語, C++, 組み込みLinux, RTOS
  • 学習方法: 組み込み開発ボードを使ったプログラミング
  • 未経験者が目指す方法: ArduinoやRaspberry Piを使って実践する

📌 ② インフラ・クラウド・ネットワーク系

インフラエンジニアとは?

インフラエンジニアは、ITシステムの基盤となるサーバーやネットワークの設計・構築・運用を担当するエンジニアです。システムが安定して稼働するように環境を整える役割を担います。

  • 仕事内容: サーバー構築・運用、ネットワーク設計、監視システムの設定
  • 必要なスキル: Linux, Windows Server, Cisco, AWS, VMware
  • 学習方法: OSの基本を学ぶ → サーバー・ネットワークの基礎を習得 → 実機やクラウド環境で構築演習
  • 未経験者が目指す方法: 自宅で仮想環境を構築し、実践的に学習

クラウドエンジニアとは?

クラウドエンジニアは、AWSやAzure、GCPなどのクラウドサービスを活用し、企業のITインフラを設計・構築・運用するエンジニアです。

  • 仕事内容: クラウド環境の設計・構築、インフラ自動化、運用監視
  • 必要なスキル: AWS, Azure, GCP, Terraform, Kubernetes
  • 学習方法: クラウドの基礎を学ぶ → インフラ自動化ツールの習得 → クラウド環境で実践
  • 未経験者が目指す方法: 無料枠を活用してAWSやAzureの環境を構築

ネットワークエンジニアとは?

ネットワークエンジニアは、企業のネットワーク環境を設計・構築・運用するエンジニアです。通信の安定性やセキュリティを確保し、トラブル対応も行います。

  • 仕事内容: ルーターやスイッチの設定、VPN構築、ネットワーク監視
  • 必要なスキル: Cisco, Juniper, TCP/IP, VLAN, BGP
  • 学習方法: ネットワークの基礎を学ぶ → Cisco機器で実践 → トラブルシューティング能力を向上
  • 未経験者が目指す方法: CCNAなどの資格取得を目指し、実機やシミュレーターで学習

SRE(Site Reliability Engineer)とは?

SRE(Site Reliability Engineer)は、システムの可用性とパフォーマンスを最大化するために、開発と運用の両方を担当するエンジニアです。

  • 仕事内容: システム監視、インフラ自動化、障害対応、スケーリング
  • 必要なスキル: Linux, Kubernetes, Docker, Prometheus, Go, Python
  • 学習方法: インフラと開発の基礎を学ぶ → モニタリングツールの活用 → 自動化スクリプトの作成
  • 未経験者が目指す方法: インフラ運用を経験しながら、開発スキルを習得

DevOpsエンジニアとは?

DevOpsエンジニアは、開発(Dev)と運用(Ops)を連携させ、開発効率を向上させるための仕組みを構築するエンジニアです。

  • 仕事内容: CI/CDの導入、インフラのコード化、自動デプロイの構築
  • 必要なスキル: Docker, Kubernetes, Jenkins, Ansible, Terraform
  • 学習方法: DevOpsの概念を学ぶ → CI/CDツールを実際に導入 → 自動化スクリプトの作成
  • 未経験者が目指す方法: 小規模プロジェクトでCI/CDを実践しながら学習

📌 ③ データ・AI・機械学習系

データベースエンジニアとは?

データベースエンジニアは、企業のデータ管理やパフォーマンス最適化を担当する専門職です。データベースの設計・運用・保守を行い、安全かつ効率的なデータ処理環境を提供します。

  • 仕事内容: データベース設計、パフォーマンスチューニング、バックアップと復旧、セキュリティ管理
  • 必要なスキル: SQL, MySQL, PostgreSQL, Oracle, NoSQL(MongoDB, DynamoDB)、データ正規化
  • 学習方法: データベースの基礎 → SQLの習得 → データ設計と運用の実践
  • 未経験者が目指す方法: 自作のデータベースを設計し、実際に運用してみる

データエンジニアとは?

データエンジニアは、企業のデータを収集・処理・管理し、分析しやすい形に整えるエンジニアです。ビッグデータの基盤構築を担当します。

  • 仕事内容: データの収集・ETL処理・データベース設計・パイプライン構築
  • 必要なスキル: SQL, Python, Hadoop, Spark, AWS/GCP BigQuery
  • 学習方法: SQLの基礎 → Pythonでデータ処理 → クラウドデータ基盤の構築
  • 未経験者が目指す方法: Kaggleなどでデータ分析の実践経験を積む

データサイエンティストとは?

データサイエンティストは、統計や機械学習を活用し、データからビジネス価値を引き出す専門職です。データ分析や予測モデルの構築を担当します。

  • 仕事内容: データ分析、機械学習モデルの作成、ビジネス課題の解決
  • 必要なスキル: Python, R, SQL, 統計学, 機械学習(Scikit-learn, TensorFlow)
  • 学習方法: 統計とプログラミングの基礎 → データ分析の実践 → 機械学習モデルの構築
  • 未経験者が目指す方法: Kaggleコンペに参加し、分析の経験を積む

AIエンジニアとは?

AIエンジニアは、ディープラーニングや自然言語処理を活用したシステムを開発するエンジニアです。画像認識や音声認識、推薦システムの開発などを行います。

  • 仕事内容: AIモデルの開発・チューニング、データ収集・前処理、AI APIの開発
  • 必要なスキル: Python, TensorFlow, PyTorch, OpenCV, NLP(自然言語処理)
  • 学習方法: 機械学習の基礎 → ディープラーニングの理論と実装 → AIモデルの応用
  • 未経験者が目指す方法: AI開発環境(Google Colabなど)で学習しながら、小規模プロジェクトを作成

MLOpsエンジニアとは?

MLOpsエンジニアは、機械学習モデルの開発から運用までを自動化し、継続的に改善できる環境を構築するエンジニアです。

  • 仕事内容: 機械学習パイプラインの構築、モデルのデプロイ・管理、自動化
  • 必要なスキル: Docker, Kubernetes, MLflow, TensorFlow Serving, CI/CD
  • 学習方法: 機械学習の基礎 → モデルデプロイ技術の学習 → MLOpsの自動化ツール活用
  • 未経験者が目指す方法: 機械学習プロジェクトの運用経験を積みながら、デプロイ技術を学ぶ

データアナリストとは?

データアナリストは、企業のデータを分析し、ビジネスの意思決定に役立つ情報を提供する専門家です。

  • 仕事内容: データの可視化、ビジネスレポートの作成、統計分析
  • 必要なスキル: Excel, SQL, Python, Tableau, Google Analytics
  • 学習方法: データの基礎分析 → SQLでデータ抽出 → BIツールでデータ可視化
  • 未経験者が目指す方法: Google Analyticsを活用し、ウェブサイトのデータ分析から実践

📌 ④ セキュリティ・ハードウェア・特殊系

セキュリティエンジニアとは?

セキュリティエンジニアは、企業の情報システムやネットワークのセキュリティを確保し、不正アクセスやサイバー攻撃から守る専門職です。

  • 仕事内容: システムの脆弱性診断、ファイアウォール・WAFの設定、セキュリティポリシーの策定
  • 必要なスキル: ネットワークセキュリティ, Linux, SIEM, ペネトレーションテスト, 暗号技術
  • 学習方法: ネットワーク基礎 → セキュリティ基礎 → CTF(ハッキング模擬試験)で実践
  • 未経験者が目指す方法: セキュリティ資格(CompTIA Security+, CEH, CISSP)を取得し、実務経験を積む

サイバーセキュリティアナリストとは?

サイバーセキュリティアナリストは、企業や組織のネットワーク上の脅威を監視し、異常を検知して対策を行うエンジニアです。

  • 仕事内容: セキュリティログの監視、サイバー攻撃の分析、インシデントレスポンス対応
  • 必要なスキル: SIEMツール, Python, ログ分析, セキュリティポリシー策定
  • 学習方法: 基本的なネットワークセキュリティ → SIEMツールの活用 → 実務レベルのインシデント分析
  • 未経験者が目指す方法: セキュリティ関連のインターンや資格取得(CISSP, CEH)を目指す

ブロックチェーンエンジニアとは?

ブロックチェーンエンジニアは、暗号資産(仮想通貨)や分散型アプリ(DApps)の開発に関わるエンジニアです。

  • 仕事内容: スマートコントラクトの開発、ブロックチェーンノードの管理、分散型アプリの設計
  • 必要なスキル: Solidity, Rust, Go, Ethereum, Hyperledger Fabric
  • 学習方法: ブロックチェーンの仕組み → Solidityでスマートコントラクト作成 → DApps開発
  • 未経験者が目指す方法: Ethereumの開発環境を使って、小規模なスマートコントラクトを実装

📌 ⑤ ITコンサル・PM・マネジメント系

ITコンサルタントとは?

ITコンサルタントは、企業のIT戦略を立案し、業務改善やシステム導入の支援を行う職種です。

  • 仕事内容: クライアントの課題分析、ITソリューションの提案、プロジェクト管理
  • 必要なスキル: 業務分析, システム設計, クラウド技術, コミュニケーション力
  • 学習方法: IT基礎 → ビジネス分析 → コンサルティングスキルの習得
  • 未経験者が目指す方法: IT業界で経験を積み、MBAやコンサル資格(PMP, ITIL)を取得

プロジェクトマネージャー(PM)とは?

プロジェクトマネージャー(PM)は、ITプロジェクトの進行管理を担い、スケジュール・品質・コストのバランスを取る職種です。

  • 仕事内容: 進捗管理、リスク管理、メンバーのタスク調整、クライアント対応
  • 必要なスキル: PMBOK, リーダーシップ, スケジュール管理, リスク管理
  • 学習方法: プロジェクト管理の基礎 → IT業務経験 → マネジメントスキルの習得
  • 未経験者が目指す方法: ITエンジニアとして経験を積み、PMPなどの資格を取得

スクラムマスターとは?

スクラムマスターは、アジャイル開発においてチームのパフォーマンスを最大化する役割を持つ職種です。

  • 仕事内容: スクラムの導入支援、チームの障害除去、アジャイル文化の定着
  • 必要なスキル: スクラムガイド, アジャイル開発, ファシリテーション, チームビルディング
  • 学習方法: アジャイルの概念 → スクラムフレームワークの習得 → 実務での適用
  • 未経験者が目指す方法: CSM(Certified Scrum Master)などの資格を取得し、実践経験を積む

ITアーキテクトとは?

ITアーキテクトは、企業のシステム全体を設計し、技術的な方向性を決定するエンジニアです。

  • 仕事内容: システム設計、技術選定、非機能要件の策定、パフォーマンスチューニング
  • 必要なスキル: クラウド設計, ソフトウェアアーキテクチャ, データベース設計, 分散システム
  • 学習方法: ソフトウェア開発経験 → システム設計 → アーキテクチャパターンの理解
  • 未経験者が目指す方法: ITエンジニアとして経験を積み、システム設計やクラウド技術を学ぶ

ITサービスマネージャーとは?

ITサービスマネージャーは、企業のIT運用を管理し、サービスの品質や安定性を維持する役割を担う職種です。

  • 仕事内容: ITシステムの運用管理、インシデント対応、SLA管理
  • 必要なスキル: ITIL, サービス管理, インフラ知識, 運用プロセス設計
  • 学習方法: ITILの基礎 → システム運用の実務経験 → サービス管理の応用
  • 未経験者が目指す方法: ITIL Foundationの取得と運用部門での経験を積む

システムエンジニア(SE)とは?

システムエンジニア(SE)は、ITシステムの設計や開発を担当する職種です。要件定義から設計、開発、テスト、運用まで幅広く関わり、企業やユーザーのニーズに応じたシステムを構築します。

  • 仕事内容: システムの要件定義、設計、開発、テスト、運用保守
  • 必要なスキル: プログラミング(Java, Pythonなど)、データベース、ネットワーク、システム設計
  • 学習方法: プログラミング基礎 → 開発プロジェクトの経験 → システム設計・要件定義の習得
  • 未経験者が目指す方法: 基本情報技術者試験の取得と開発経験を積む(小規模プロジェクトや個人開発から)

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