エンジニアの知識

エンジニアの仕事内容で必ず抑えるべき最初のポイント

2019年12月14日

プロジェクトに参画するうえで、ノート・手帳を持たないエンジニアはまずいません。

エンジニアの仕事内容で必ず抑えるべき最初のポイント

プロジェクトをスムーズに進めにためには、まず何はなくとも「システムの全体像」を把握しておくことがポイントになります。

この作業は「フロントエンド」「バックエンド」に関係なくすべてのITエンジニアが把握しておくべき重要な要素です。

私の場合はこれを手帳の「情報セクション(プロジェクト)」で管理しています。これが出来るか出来ないかでその後のプロジェクトの質が決まると言っても良いでしょう。

この全体像の概念把握が「プロジェクト」における第二領域ということになるわけです。

システム概要構成図の一例

フロントエンドのポイント

  • ブラウザの種類
  • 接続経路(インターネット、イントラネット)
  • 通信プロトコル(http、https)
  • Webサーバ(Apach、IIS)
  • 負荷分散装置のWeb/APへのヘルスチェック方式
  • 負荷分散-Web間のアクセス制御方式(フルメッシュ、固定)
  • 各サーバのバージョンのサポート
  • マシン環境(仮想・物理)

バックエンドのポイント

  • DBサーバ(Oracle、SQLServer、DB2、PostgreSQL、MySQL)
  • APサーバ(Tomcat、IIS、Jboss-eap)
  • AP-DB間接続モジュール(jdbc)
  • AP-DB間アクセス制御方式 (フルメッシュ、固定)
  • Web/AP間の接続モジュール(mod_jk、proxy-balancer、mod_cluster)
  • 使用開発言語(java、php、ruby、c#)
  • DB信頼性方式(Act-Stb、Act-Act)
  • DB冗長化方式(RAC、ClusterPro、pg-pool)
  • NIC冗長化(Bonding、Teaming)
  • 共有ディスク有無(外部ストレージ、Lun数)
  • DB-ストレージ接続経路(GibE、FC)
  • HBA冗長化(ActivePath)
  • ディスクパーティション方式(LVM)
  • マシン環境(仮想・物理)

共通のポイント

  • FW(アプライアンス、自前)
  • HBFW(IP一覧、ポート一覧、接続マトリックス)
  • 通信経路の確率(経路開放手順)
  • ライセンス管理(アプリケーション、DB)
  • 環境へのアクセス方式(社内LAN、データセンタ作業)
  • 運用設計(別の専門部隊がいることが多い)

以上簡単ではありますが、ざっと上げると上記のようになるのではないでしょうか

上記の概念構成図のポイントをもとにある程度の段取りを頭の中でトレースして行き、さらに各ポイントごとにもう2~3段階ブレイクダウンしてから「WBS」に実作業として落とし込んでいきます。

WBSとは: Work Breakdown Structureの略。

「作業分解構成図」とも呼ばれる。プロジェクトのスケジュール管理に使われるツールの1つで、作業工程を細かな作業(Work)に分解(Breakdown)し、構造化(Structure)することで管理する手法を指す。 最初に必要な作業の洗い出しを行い、可能な限り細分化し、それぞれの作業に必要なコストや人員配分を割り出して、スケジュールを配分する。プロジェクトの目的達成に必要なタスクの相関関係がひと目で分かるようになっており、関連するタスクを意識しながらスケジュールを管理できるのが特長である。 WBSには以下のようなメリットがある。

(1)やるべき作業が明確になる

(2)スケジュールの構築が綿密になる

(3)役割分担が明確になる

(4)工数見積りがしやすくなる

(5)進ちょく管理がしやすくなる

(6)スコープが明確になる

IT用語辞典

まとめ

まず大局を俯瞰し、ポイント毎に「大」から「小」へとブレイクダウンするための要素をピックアップすることです。それさえできてしまえば、あとは自分の得意なルーチンにに落とし込むだけです。

後は突発的な仕様変更新規要件追加などが無い限りやることは決まったも同然です。この全体把握がプロジェクトの「第二領域重要だが緊急ではない)」に当たるのではないでしょうか

自分の立ち位置(ポジション)にもよりますが、ここから先は「フリーランスの手帳術」で紹介した手順に沿ってスケジュール化することで消化していけば良いだけです。

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