IT転職体験談

【男性:45歳:IT転職】40代のSEが成功裏に転職できたわけ

入社依頼ずっとエンジニア一筋でやってこられた方でも同業種への転職は難しいです。
IT業界はスキル云々以前に年齢の壁が高すぎます。
現場を仕切るリーダー格の年齢が他の業種に比べて若い為、どうしても年配者を避ける傾向にあります。
IT経験者でも大変なのに、ましてや未経験の方ではなおさら・・・
「生涯現役」を謳い文句にして年金受給年齢を挙げるなら、政府レベルでもう少しこの辺にもテコ入れしてほしいところです。
とにかく転職成功おめでとうございます。

私は今年で45歳になる男性です。

東京都内にある私立大学の経済学部を卒業して新卒で当時人気のあった中堅のシステムベンダーに入社して以来、一貫してシステムエンジニアとして働いてきました。

そんな私が40歳を迎えたときに転職を決断し、四苦八苦しながらも何とか理想の転職先に移ることができた体験を以下で紹介します。

なぜ転職に至ったのか?

私が新卒で働いていたシステムベンダーは、中堅ながら多くのクライアントを抱えており、新規のシステム開発依頼が途切れることはありませんでした。

そのため、常に社内は人材不足の状態で、経済学部出身であった私も、入社間もない頃からエンジニアとしていきなり開発プロジェクトに組み込まれたのです。

最初はプログラミング用語も分からず、毎日先輩に叱られてばかりいましたが、必死で独学した甲斐もあっていつの間にか一端のSEとして仕事をこなせるようになっていました。

しかし、根っからの文科系であった私は、バリバリの体育会系の会社のカルチャーについていくのが次第にしんどくなり、40歳が見えてきたところで転職を決意したのです。

転職時に取った方法とは?

転職を決意した私がまず取った行動は、直属の上司に対して辞表を提出することでした。

当時は社会的にエンジニアが不足気味になっていたため、先に会社を辞めてもすぐに転職先が見つかると楽観視していたのです。

退職後はそれまで貯めていたお金で暫くの間、気ままな生活を送っていたのですが、そうこうしているうちに次第に経済の雲行きが怪しくなっていったのです。

そこで、慌ててエージェントに登録して転職活動を始めた私は、3つの条件を満たす会社を希望する旨を担当者に告げました。

その3つの条件というのは、前職のシステムベンダーよりも規模が大きい会社であること、前職でもらっていた額面約800万円よりも多くの給料がもらえること、会社のカルチャーが体育会系ではないことです。

自分ではいずれも妥当な条件であると信じていたのですが、意外にこの全ての条件を満たす求人案件は少なく、エージェントから紹介されたのはいずれも東京証券取引所に上場している大手のシステムベンダー5社でした。

転職の顛末

その5社の面接に臨んだ私は、面接官に対してこれまでの自分のキャリアを詳らかに説明するとともに、転職を決意した理由を問われた際には、体育会系の企業カルチャーが自分には合わなかった点を正直に話しました。

その上で、今後はこれまで培ってきたJavaのスキルを活かせる案件に自分のペースでじっくり取り組んで生きたいという希望を前述の3つの条件と併せて伝えたのです。

自分ではしっかりとアピールできたという手ごたえがあったので、少なくとも一社からは内定がもらえるものと考えていたのですが、結果はまさかの内定ゼロでした。

この事態に慌てた私がエージェントから言われたのは、体育会系が合わないというネガティブな発言は避けるべきであり、希望する条件も本当に譲れないものに絞らないと40代での転職は難しいということでした。

そこで、自分の中で改めて条件を見直し、より大規模なプロジェクトにチャレンジできる環境に身を置きたいというのを転職理由にした上で、希望条件を年収800万円以上という点だけに限定しました。

条件を絞ったため、新たにエージェントから中堅のシステムベンダーの求人を3件紹介してもらい、面接時には極力ネガティブな発言を避けるように努めた結果、無事にそのうちの一社から内定を得るのに成功したのです。

その会社は中堅ながら堅実な経営に定評があり、従業員の多様な働き方を許容する懐の深さもあるため、これまでのように毎日残業に追われるような生活からは解放されました。

転職時に取るべきであった行動とは?

以上のように、私の転職活動は結果的に成功裏に終わったのですが、そこに至るまでは様々な紆余曲折がありました。

振り返って見れば、転職先を決めずに会社を辞めるべきではありませんでしたし、景気がよいからすぐに転職できるとのんびり構えてすぐに転職活動をしなかったのも失敗でした。

また、30代までと違って40代を対象とした求人案件はかなり少ないため、希望条件は最初から本当に譲れないものだけに限定しておけばスムーズに転職できたかもしれません。

それとともに、面接で気付かないうちにネガティブな発言を連発していたのも褒められたものではありませんでした。

このような私の経験を反面教師にして言えるのは、40代でのIT業界の転職を成功させるためには、下記に上げる4点を守ることです。

  • 退職前に退職先を見つけておくこと
  • 決断したらすぐに転職活動を開始すること
  • 希望条件は必要最小限にすること
  • そして面接時にはポジティブな発言に努めること

これらのポイントをしっかり守るだけで転職の成功確率は大きく向上するはずですので、なかなか思うように転職活動が進まないと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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