転職体験談

【女性:42歳:IT転職】エンジニアに転職で安定!ただ転職活動はかなり難航…

40歳の転職の厳しさの裏には、助成金の影響が少なからずあったのですね。知りませんでした。
日本政府は「生涯現役」をスローガンにして、年金の受給年齢を引き上げていた気がしますが、こういった助成金に年齢制限を設けていたのですね。
努力が実る「実力社会」は理に適っているとは思いますが、年齢を理由にダメっていうのはちょっと納得がいきませんね。
まるで「年を取ることが犯罪」とでも言うつもりでしょうか・・
今回の体験談は私にとっても大変勉強になりました。
転職が適って何よりです。おめでとうございます。

私は42歳女性で、元々は事務職として働いていました。

そこで、エクセルを使うにあたってマクロを組むことがありましたが、会社でVBAを学ぶ機会があり、プログラミングが楽しいと感じたのと、老後の資金を貯めるためにもっと稼ぎたいと思ったのをきっかけにプログラマーへの転身を決めました。

事務職からエンジニアへ一念発起

IT業界未経験でもOKの求人を探してみましたが、どの求人も30歳までで、40代が応募できる求人がありませんでした。

そのため、即戦力になれるだけの実力を身に着ける必要があると思い、プログラミングスクールへ通うことに決めました。

プログラミングスクールでは、Java・PHP・Rubyでのプログラミングに加えて、JavaScript、MySQL、AWS、Github・SourceTreeをはじめとするGitの使い方を学びました。

特にWeb系開発に力を入れているスクールだったので、主にPHP・Rubyを使ったWebアプリケーション開発を学び、Adobe Illustrator・Photoshopを使ったWebデザインにも力を入れました。

このようにフロントエンド・バックエンド両方の開発を経験してみて、Webデザインやフロントエンド開発の方が自分に向いていると感じたので、Webデザイナー・フロントエンドエンジニアを目指すことに決めました。

しかし、通っていたプログラミングスクールでは転職支援は行っていたものの、Webデザインやフロントエンドの仕事は若い人に人気が高いので難しいと言われました。

自己ポートフォリオをWeb掲載し、案件獲得に成功!

そのため、ポートフォリオを自力で制作して、インターネットに掲載し、クラウドソーシングでWebデザイナー・フロントエンドエンジニアの仕事を獲得することを目標に転職活動の準備をしていました。

制作物を作成する際に重視したのは、若い人だとなかなか気づきにくい、40代以降が抱えている悩みを解決できるものを作ることです。

確かにオシャレなデザインのホームページやWebサービスも良いですが、40代以降だとインターネットに触れる機会が少ない人も多いので、ストレスなく使えるサービスを意識しました。

これをポートフォリオにしてクラウドソーシングの案件に応募してみると、評価して下さるクライアントの方が多く、休日でできる案件を複数獲得することができ、半年程はジムの仕事の合間や休日を使って副業としてエンジニアの仕事をしていました。

しかし、フリーランスとして働くことには不安を感じていたので、主にベンチャー企業の案件を多く取り扱っている転職サイトのIT業界未経験でも既にプログラミングスキルがある人向けの求人に片っ端から応募しました。

この際、やはり既にクラウドソーシングで案件を獲得できるレベルということもあって、採用してくれる企業はこの点を評価してくれる企業が多かったです。

しかし、ベンチャー企業は若い人が圧倒的に多いということもあって、30社応募しても採用が決まったのは2社だけでした。

40代からのキャリアチェンジは想像以上に厳しい

後になって応募した数社と取引する機会があり、不採用の理由を聞く機会がありましたが、やはり年齢がネックとのことだったので40代のキャリアチェンジの難しさを思い知らされました。

40代の未経験エンジニアの転職が難しい理由には助成金が関係しています。

キャリアアップ助成金は35歳までの未経験者を対象にスキル研修を行った企業に対して支給されるので、未経験者の採用を行っている企業はどこも基本20代まで、ギリギリで35歳までとなっています。

そのため、プログラミングスクールに通うか通わないかに関係なく、エンジニアへのキャリアチェンジを考えているなら1歳でも若い方が絶対に良いです。

私自身も30代のうちに一度エンジニアへの転職を考えていましたが、その時は断念してしまったので後悔しています。

40代となると、基本的に同世代のエンジニアはマネジメント職に就いています。

そんな中で未経験からエンジニアにキャリアチェンジをしようとすると、同僚は自分よりもはるかに若い人たちなので、ある程度実力が身についていたとしても、同僚をはじめとする職場の人たちと馴染めるかどうか不安という理由で落とされてしまうことも多いです。

プライベートな時間をプログラミングに捧げる覚悟で学習する

したがって、40代以上で未経験からエンジニアへ転職をする場合は、ただプログラミングスクールに通うだけでなく、需要のある技術を自主的に学ぶ必要があると思います。

私の場合はAWSだけでなくWindows Azureに関しても独学で学んだうえで、転職活動に挑みました。

また、機械学習やディープラーニングが話題になっており、私自身理系で統計や数学が好きだったので、Pythonで中学~高校レベルの数学を解いたり、画像認識・スクレイピング技術を使ったアプリを作ることにも取り組みました。

このように、未経験でもエンジニアとして認めてもらえるように、プライベートな時間をプログラミングに捧げる覚悟で学習に取り組まないと、なかなか40代の転職は辛いと思います。

ただ、もちろん40代でのエンジニアの転職は、人一倍努力することが求められますが、不可能では無いので、やってみたいと思うならやってみる価値はあると思います。

転職後もわからないことが多くて大変ではありますが、IT業界は働き方における柔軟性が高く、年齢に関係なく実力で評価してもらえるので、挑戦してみたいと思うなら是非挑戦してみてください。

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