フリーランスエンジニア

フリーランスエンジニアになる方法とメリット・デメリット

2020年1月2日

フリーランスになること自体はさほど難しくはありません。一定の手続きを踏みさえすれば、だれでもフリーランスとして独立することが可能です。

ただし、よく「好きなことを仕事にする」を謳い文句にフリーランスを進めるメディアが多いですが、それは間違いです。

正確には「得意なことを仕事にする」と言ったほうが誤解が少ないと思います。

正直に言うと、私の場合は「プログラムやサーバ構築が好きではありませんが、得意だった」というのが本音です。

フリーランスエンジニアになる方法

準備しておきたいモノ

  • フリーランスになるまでに準備していたいモノ
    • クレジットカード
    • 健康保険と年金の手続き
  • フリーランスになった後で準備するモノ
    • 個人HP(必須ではありません)
    • 名刺 (必須ではありません)
    • 税理士(売上金額によります)

クレジットカード:フリーランスになるとクレジットカードの審査に通り辛いです。

健康保険と年金の手続き:近くの区役所・市役所にて自分で手続きする必要があります

個人HP名刺は正直必要ありませんが、あって損はしないモノとして挙げています。

税理士:売り上げにもよりますが、ツテがあるなら使った方が良いです。確定申告手続きだけを外注する感じです。だいたい20万/年ほどで代行してもらえます。税理士や社労士の先生方は他の士業の先生と太いパイプを必ず持っているため、ツテがあると何かと心強いです。

また、ネット上には無料で使えるオンライン確定申告サービスが多数存在します。

その中でも代表的なオンラインサービスは下記。

ステップに沿って質問に答えるだけで確定申告書類を作成
・「クラウド会計ソフトシェアNo1 freee

以上の準備が完了すれば、すぐにでもフリーランスとして独立することが可能です。

案件受注方法

転職・派遣エージェントの活用

フリーランスになって間もない間は実績や知名度等ない為、転職・派遣エージェントを使うことも選択肢となります。

かく言う私も最初は転職・派遣エージェントを通して現場を渡り歩いていました。

  • メリット
    • 無料で利用できる(制約後はマージンを取られる)
    • 求人件数が多く仕事が選べる(力のあるエージェントの場合)
    • サポートを受けられる(ところもある)
    • 条件に合った仕事を提供してもらえる(絶対ではない)
    • エージェントの信用で採用率が上がる
    • 必要な手続き(契約)等を行ってもらえる

デメリットについては「ITエンジニアと転職エージェントの意識の温度差【2ch】」をどうぞ

私もお世話になったことがありますが「フリーランスITエンジニア専門エージェント【フォスターフリーランス】」は非常に小回りの利く会社でした。 「フリーランスが初めてで不安だが仕事は自由に選びたい!」という方は、一度相談してみると良いでしょう。

クラウドソーシング系のサイトを活用する

きちんとした裏付けのある技術を持ち合わせている場合は、「 クラウドワークス 」「 ランサーズ 」「 ココナラ 」などのクラウドソーシング系のサイトから直接エンドユーザと契約を結ぶことが可能です。

自分のプロフィールを設定して登録すると、頻繁に「スカウトメール?」が届きますので仕事自体は割と簡単に受注できます。ただし最近の傾向として単価はかなり下がってきています。

また、インフラ系の仕事は滅多に無いと思ってください。あったとしても客先常駐派遣型で現場に突っ込まれるのが殆どです。

私も在宅勤務にしたかったのですが、クラウドソーシング系の仕事では今の稼ぎを大幅に下回ることが考えられたため、断った経緯があります。

あくまでも私の意見ですが、クラウドソーシングの案件で、プログラム系・インフラ系に関わらず、あまり良い案件を見た記憶がありません。

人脈を生かして案件を受注する

既に複数の人脈を築かれている場合は、特に問題ありません。

まだ人脈が無い場合は、転職・派遣エージェント経由または、クラウドソーシング系のサイトを活用することになると思います。

転職・派遣エージェント経由にしても、クラウドソーシング経由にしてもいくつか仕事を熟していくことで、エンドユーザとの信用を築くことが可能です。

いずれそれが「人脈」となり、割の良い仕事の話が直接来るようになります。

私の場合は転職・派遣エージェント経由で人脈を気づいてきたため、エンドユーザから直接仕事のお話をいただいても、そこは商道と割り切って転職・派遣エージェントを通しています。

ここら辺は考え方次第ですね。

フリーランスのメリット・デメリット

フリーランスの最大のメリットは時間や場所の制約が無いとことです。

自分の人生や生活スタイルを自分の好きなようにデザインできることにあります。

フリーランスのメリット

私は人生の中で最も無駄な時間は通勤時間だと思っています。 都心路線の通勤ラッシュを経験した方ならわかると思います。毎日往路に1時間と復路に1時間の合計2時間/日をこの通勤時間に費やしているわけです。週5日計算で10時間/週、月22日計算で44時間/月。

年で換算すると、なんと528時間/年≒22日/年! 

1日8時間換算なら「66日/年」

勤務時間を選べる

フリーランスの最大のメリットは通勤ラッシュを避けられることにあると思います。ITエンジニアがすべてがそうという訳ではありませんが、 とにかく朝が弱い印象があります。

フリーランスになると時間を指定して勤務することが出来るため、通勤ラッシュを避けて通うことが可能です。

勤務場所を選べる

これも条件によりますが、働く現場の立地を選ぶことが出来ます。

仕事中に事務所でよく考えることはありませんか?

  • 好きな音楽を聴きながら 仕事が出来れば・・・
  • 海を見ながら 仕事が出来れば・・・
  • 深夜の静まり帰った環境で仕事が出来れば・・・

もっと自分の力を発揮できるのに!

フリーランスは一定のスキルが維持できさえすれば、住む場所を選びません。 結果さえ出せれば働き方は千差万別です。

自宅近くの現場を選べば、通勤時間はほぼなくなると言っても良いでしょう。

また、クラウドソーシング系のサイトで仕事を見つけることが出来る環境にあるなら、自宅、カフェ、サテライトオフィス、コワーキングスペース、 車中、旅先の宿等どこからでも仕事をすることが可能になります。

キャンピングカーで旅をしながら仕事をすることが可能になります。

クラウドテック 」ならリモート、週3日勤務など、フリーランスのエンジニアやデザイナーの働き方にマッチしたお仕事がそろっています。

嫌いな相手と会わずに済む

よく会社を辞めたい理由に必ずランクインされているのが「上司、同僚とソリが合わない」という問題です。

フリーランスはこの問題を回避しやすい職種です。

ITエンジニアの就業単位は「プロジェクト単位」が基本です。最長でも嫌な相手とはプロジェクト限りの付き合いとなります。

ズバリ「対人関係のストレス」がありません。

他人の給料を稼ぐ必要が無い

正直に言うと、私的にはこれが一番のメリットだと思っています。

大手企業のプロジェクトに対して、下請け・孫請け企業は多くのエンジニアを参画させたがります。

SES契約の場合、参画させた人数分の売り上げが見込めるからです。その中には経験期間1ヶ月に満たない「自称エンジニア」も含まれます。

当然 プロジェクトからは、この「自称エンジニア」達を含めた人数分のタスクが割り当てられるのですが、「自称エンジニア」達の手に負えるわけもなく・・・

代わりに相応のスキルを持つエンジニアが、「自称エンジニア」のタスクを処理することになるわけです。

エンジニアからしてみればこの理不尽な環境を面白いと思うわけがありません。

実はいまこの問題が「IT業界の抱える問題」のひとつとしてクローズアップされています。

変わってフリーランス立場なら、自分以外のタスクはキッパリと断ることが可能です。代わりに作業するにしても別案件として金額交渉も可能になります。

肝心なことは、その成功実績が「会社の実績」になってしまうのか、「自分の実績」としてポートフォリオに載せるられるものになるかの違いです。

フリーランスのデメリット

確定申告が面倒くさい

フリーランスの「デメリットNo.1」が毎年やって来る確定申告です。みんな言いますね(笑

とびぬけたスキルを持つエンジニアも、この確定申告が嫌で会社員を続けている人もいるくらいです。

上の章でも述べていますが、税理士を外注するのが得策です。

私はフリーランスとして独立当初から税理士さんにお願いしているため、確定申告を自分でした経験がありません。

いっそのこと法人各を取得するのも一つの手です。現在は1円でも会社が作れてしまう時代です。昔のように株式なら1000万円かき集めるために走り回る必要もありません。

初期投資が必要

フリーランスとして独立する以上、仕事に必要な設備は自分で揃える必要があります。

  • パソコン(ノートパソコンでも良い)
  • モニター(マルチディスプレイは業務が捗る)
  • プリンター(請求書や書類印刷に必要)
  • スキャナー(最近ではPDFの資料必須の会社有り)
  • デスク(なるべく広めの机)
  • 専門書への投資(困ったときに助けてくれるのは書籍だけです)

最後の専門書ですが、これをケチると後悔します。よく「給料の1/3は書籍に使え」と言われますが、フリーランスとして独立すると、仕事で困ったときに助けてくれる上司や同僚はいません。頼れるのは書籍だけです。

少なく見積もっても初期投資に150万円は準備するべきです。

また、独立当初は収入が無いと思った方がい良いです。半年間分の生活費も準備しておくと安心です。

収入が不安定

これも良く言われますね。

毎月決まった収入を得ることを安定というならば、コンビニのアルバイトでも安定収入を得ることが出来ます。大事なのは収入金額ではないでしょうか?

  • 毎月10万円の安定収入が入るバイト:年収120万円
  • 不安定なフリーランスの収入 1回/年:年収500万円

あなたはどちらを選びますか?

住宅ローンが組めない

これもよく聞きますね。

そもそも無理して都内に「ローンを組んで住宅を買う」と言った発想が無くなります。

時間と場所を選ばないフリーランスの仕事は、無理して都内に住宅を構える必要がありませんし、独立してコンスタントに受注できるようになれば、収入は会社員時代の2倍~10倍は稼げます。

その頃にはキャッシュで購入する以外の選択肢はなくなっていると思います。

自己管理・スケジュール管理

何を隠そうこれが一番大変だったりします。

自分の体調管理はもとより、仕事のスケジュール等すべて自分で管理します。もちろんフリーランスに有給休暇等ありませんから休んだ分はそれだけで売上の増減に直接影響します。

トラブルが起きた場合に一緒に誤ってくれる上司はいません。謝罪から調整(リスケ・リカバリ)、リスク管理まですべて自分自身で行う必要があります。

>>「フリーランスの手帳術

事務手続き

フリーランスは自由な反面、非常に厳しいスケジュール管理が求められます。特別な理由がない限り進捗遅れなど許されません。

もしもの場合の作業バッファを蓄えるため、 出来るだけ前倒しで作業を完了させる必要があります。

私の場合は、とても事務手続きまで自分でこなす余力がない為、すべて税理士さんへ外注しています。

その辺は自分の時間単価を算出して、自分で行う場合にかかる金額と外注した場合の金額を比較して判断するといいと思います。またクラウドソーシング系でもその辺のサービスがたくさんありますので、事務手続きにかかる作業は積極的に外注するのが吉だと思います。

老後の心配

未経験者でフリーランス!「将来不安? 」でも触れていますが、あなたが「労働者」であるかぎり、老後の不安を払しょくする方法はありません。

老後の心配を払しょくするため、切り詰めて切り詰めて極限まで切り詰めて貯金2000万円を溜めた方がいたそうですが、結局不安は解消されなかったそうです。

仮に1億円で不安が解消できるならば、もう答えは出ています。

  • 宝くじを当てる
  • 株式投資で利益を得る
  • FXで利益を得る
  • ラスベガスでカジノを当てる(パチンコレベルでは焼け石に水です!)

どれもリスクが高すぎます。一番現実的なのは株式投資くらいでしょうか・・・

不安を解消する」よりも、まず「不満を解消する」ことから初めてはいかがでしょうか?

自分の価値を測る方法

まとめ

まとめ

会社を辞めてフリーランスになるにはそれなりの覚悟が必要になります。ですがフリーランスになることは自体は非常に簡単です。「不満・不平」を背景にフリーランスを考えているのであれば早めに行動するべきです。時間をかけて得することは何もありません。

「将来の不安」を理由に迷っているのなら、どちらにしても「将来の不安」からは逃れられません。どちらにメリットがあるかを天秤にかけて判断するべきです。

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