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ITエンジニアと転職エージェントの意識の温度差【2ch】

2019年12月14日

最近派遣の話が結構目に付きます。

ITエンジニアと転職エージェントの意識の温度差【2ch】

ちょっと2Chの「某派遣スレ」を除いてみました。

「詐欺!」、「くそ!」、「氏ね!」、「辞めた方がいい!」、「上から目線!」、「奴隷!」

2ch 某派遣スレ

誹謗中傷の嵐が吹きまくるスレッド・・(--;)

日本が誇る世界の「2ch(現在は5chに改名してます)」さすがです(笑

もうだいぶ前のことになりますが、大手企業の派遣切りや雇用解除の影響で路頭に迷う者が続出するようになり、犯罪に手を染めてしまうものが増えているとか。 捕まったときには、現金9円しか持っていなかったなんて驚きを隠せませんね。

ちょっと前の日本では考えられなかったことが現実に起きてるわけで・・・  何かの歯車が一つ狂っていたら、彼は私自身の姿だったのかもしれないなんて考えちゃうと凹みます。

そこで久々に最近のエージェント・派遣会社についていろいろネットで調べてみました。

エージェントと求職者の現実意識

初めに定義を整理します。

  • 求人案件を探す人 ⇒ 求職者
  • 案件を紹介する会社 ⇒ エージェント ・派遣業者

実際yahooやらリクルート、その他チェックしてみたのですが・・いやすごいですね。

エージェント・派遣業者:「未経験者歓迎!残業ありません^^ 頑張る人を評価します。年齢に関係なく、スキルが身につけば高給です。 (^^)v

どう表現すればいいのか・・ バブル全盛期の品揃えの豊富なデパートの垂れ幕のようなコピーが目立ちます。 ここだけは別次元な世界って感じ? 業者同士の客の奪い合いも激しそうです・・

これって、やっぱり重複案件とかあるのでしょうね、どこも同じような案件ばかりだし・・「非公開求人」なんて聞くと「なんかすごそう!」とか思っちゃいます(笑

これってなんかアフィリエイトプログラムに似てますよね? とにかく集客率を高めようとしてるように見えてならないです。どこも登録させるのに必死っぽい様子で、登録者数と契約者数のどっちを見てるんだか・・

続いてエンジニア陣営はと・・・

★これが派遣元会社のピンハネの真実。みんなでデータを集めようぜ!★

● 某社A - 30代派遣社員の場合: 

 - 派遣先会社→派遣元会社に支払うお金: 60万/月

 - 派遣元会社→派遣社員の給料: 25万/月+ボーナス年80万(→ピンハネ47%)

● 某メーカーB - 30代派遣女性社員 (一日7時間勤務):

 - 派遣先会社→派遣元会社Aに支払うお金: 時給3,200円

 - 派遣元会社A→会社B→派遣社員に支払う給料: 時給1,800円 (→ピンハネ44%)

2ch 某派遣スレ

現実はかなり「温度差」がありそうですね。これが「人売り」と言われる所以と考えてよさそうですね。

私はここまでひどいエージェントに遭遇したことはありませんが、これだけ暴言が吹き荒れるにはそれなりの理由があるのでしょう。 火のないところに煙は立たないですからね。

求職者側の意識

一方仕事を探す若者達は初めからIT世代に育っており、例えるなら「ニュータイプ」! 先入観のないバーチャルな世代で育った彼らは、理不尽なシステムに非常に敏感です!

彼らからすれば「分け前を与えている」言わば、彼らのほうが雇い主なのです。当然要求する条件は彼ら目線のものとなるはずです。

エージェントはここをもう少し考えないといけない気がしますね。

そこで2chの某派遣スレより彼らの発言から「気にしている項目」をピックアップしてみました。

  1. 自分の単金
    1. 現在の職場を変えても同じだけの単金を稼ぐことが可能か
  2. 現場までのピンはね率
    1. 求人募集者の支払い金額から、どれくらい抜かれているか
  3. 自他との単金差
    1. 同じカテゴリ、年齢の他者と比較して自身の単金は高い?安い?
  4. 自身の価値
    1. スキルや技術以外にも他を持って替え難い何かがあるか
  5. 将来の不安・安定性
    1. 今の状態で将来生活していけるか
  6. 能力以前の性差別 
    1. 例)問答無用で100円/時低い(女性)ホワイトカラー業務で男女間の単金の差はどこから?
  7. 馬鹿に使われる恐怖
    1. 低スキル、低マネジメント力のリーダに従うこと
  8. 仲介会社の数 
    1. 一社あたりのピンはね率求人募集者から契約業者までの仲介業者数は?
  9. ITの恩恵がない
    1. ネット時代にふさわしい環境が用意されていない
      1. 通勤ラッシュ、
      2. 昼食時の行列、
      3. 付き合い残業携帯電話持ち込み不可、
      4. 社外へのメール付加
  10. 派遣先情報
    1. 依頼される仕事の中身が分からない
    2. 会社は見えても人(マネージャ・リーダ)の質が見えない
  11. スキルアップ
    1. スキルの上達が見込めるか
  12. サポート体制
    1. 問題発生時に相談する体制があるか
  13. 見下される
    1. 年下の社員にため口聞かれる 
    2. 派遣の女の子に命令される

情報源には一番本音が書かれている匿名掲示板(2ch)を参考にしました。順位については、やり取りの多かった話題に参加していたIDを抽出し、重複を削除したユニークIDの数を元に決定しました。

面白いのは、9番目の「ITの恩恵がない」ですね。これ本当に同感です。

以前職場の若者から、「ITの恩恵が感じられない」と言われたことがあります。 彼曰く「チャイムがなって仕事して、チャイムが鳴って仕事終わって、囚人と変わらない」との事でした。これも同感です。

今の若い人は、私とは違ってプライベート優先の価値観で育っています。その彼らに囚人と同じ環境は予想以上に堪えそうですね。

まとめ

ここまで調べて感じたのは、求職者側は本来のエージェントの役割を求めているように思えてなりません。 ただ仕事を斡旋するだけの「ピンハネ業者」ならいらない。

MLB ( Major League Baseball ) やNBL (National Basketball League) とまでは言いませんが、彼らがエージェントに求めているのは自分自身の業界での現在地から キャリアプラン まで相談できる「代理人」なのではなでしょうか

転職エージェントへ言いたいこと

  • 中立のエージェントは求めていません。ITエンジニア寄りに立てないなら何のための「ピンハネ」ですか? 共にリスクを背負ってください。
  • ITエンジニアはあなたたちと違って定時に帰ることが普通ではありません。毎日ノルマを達成してやっと帰れるのです。
  • ITエンジニアは常に現場では「アウェイ」な立場に置かれていることを理解してください。

彼らからは完全に割り切ってIT業界に従事する「覚悟」が垣間見えます。 なんかこれって嫌なものを「我慢」してるだけのように感じてしまうのは私だけでしょうか・・

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